現在は、ワクチンの摂取が当たり前のようになっている風疹ですが
以前までは摂取制度が何回も変更されていて、
今の20〜40代の人達には抗体がある人とない人がいます。

その抗体があるかどうかを調べる検査を抗体検査と言います。
今回は、この抗体検査のやり方や結果が出るまでの時間について説明していきたいと思います。

風疹ってどんな病気?

風疹ウイルスに飛沫感染によって感染することで、約3日間の発熱や小さくて
細かい赤い発疹、目の充血、軽い咳、耳の後ろのリンパ節の腫れなどの症状が出る病気です。

特に春先から初夏にかけて流行し、
一度感染すると免疫ができるので二度かかることは滅多にありません。

一般的に子供がかかる病気だと思われていますが、実は患者のほとんどが成人なのです。

しかも、子供の場合症状が軽く3〜4日で完治しますが、
大人の場合だと重症化すると言われています。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

さらに、妊娠中の女性が感染してしまうと、
赤ちゃんが難聴や心臓障害、白内障、緑内障などの障害を持って
生まれてくる可能性が高くなってしまうのでなるべく早めに予防接種を受けるようにしましょう。

予防接種を受けたとしても外出時は必ずマスクを着用し、
風疹だけでなく様々なウイルスや花粉、環境汚染から身を守りましょう。
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抗体検査って何をするの?

正しくは、風疹抗体価検査という名前で、
HI法またはEIA法という血液検査によって
風疹ウイルスに対する抗体があるかどうかと抗体価を調べるものになります。

HI法では、8の倍数によって区分されていて、
8倍未満だと免疫が無く16倍は免疫はあるが十分ではなく、
32〜126倍で十分な免疫があり256倍以上になると少し前まで感染していた可能性があると判断されます。

もう一つのEIA法は、使われるキットによって違いますが、
日本で一番使われているものだと、8未満は抗体が無いあるいは抗体が不十分であり、
45以上で抗体を十分に持っているか少し前まで感染していたと考えられます。

また、検査の際には、最近風疹に感染した人と接触したかどうかや
発疹が出ていたかなども大事な診断要素になるので、
きちんと問診票に書くようにしましょう。

結果が出るまでにかかる時間について

一般的な血液検査で判明する検査結果には、
2〜3日で分かるものから長いものだと2週間ほどかかるものまであります。

風疹の結果が出るまでにかかる時間は、
医学本によると5〜7日ほどと記載されているそうです。

なので、病院で検査を受けてから1週間〜10日で確実に結果が出るということになります。

また、この抗体検査は内科などで受けることができ、
検査にかかる費用は大体5,000〜6,000円となっていますが、
住んでいる市町村によっては助成金があったり、
指定された施設では無料で検査してくれるところもあるので
検査を希望する場合は、問い合わせて確認してみましょう。

特に、風疹の患者は30歳代の男性と23〜24歳の女性に多く
男性は20〜50歳、女性は18〜30歳の方は風疹の抗体がない可能性が高いので
ぜひ抗体検査を受けるのをおすすめします。

まとめ

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これまで、風疹の抗体検査についてやその結果が出るまでにかかる時間について
詳しく説明してきました。

抗体検査は風疹に対する抗体があるかどうかを調べる検査なので
もし検査結果で抗体が無いと診断された場合は、すぐにワクチンを接種するべきだと言われています。

風疹の予防接種には、『単独ワクチン』と『混合ワクチン』があり
単独ワクチンは4,000〜8,000円、
混合ワクチンは7,000〜12,000円で受けられます。

値段の安い単独ワクチンを受けようと思う人が多いようですが
専門家の話では、風疹の抗体が無い人は麻疹の抗体も持っていないことがあるので
風疹と麻疹の両方を予防する混合ワクチンを受けたほうが良いとされています。

また、ワクチンを受けても抗体ができるまでに2〜3週間の時間がかかるので注意してください。