鼻の病気のひとつでもある副鼻腔炎。
風邪が原因で副鼻腔炎になることもありますが、
実際副鼻腔炎とはどういった病気なのでしょうか?
症状は鼻に関するものだけなのでしょうか?
また、副鼻腔炎の改善方法などについてもご紹介します。
副鼻腔炎とは?
副鼻腔炎とはどういった病気なのでしょうか?
副鼻腔炎は簡単にいうと、
鼻ではなく鼻のまわりにある副鼻腔という部分で炎症が起きてしまう病気です。
炎症が起きてしまう理由は、
ウイルスや細菌などが副鼻腔にある粘膜に感染してしまうことにあります。
なので風邪などのウイルスや細菌が
副鼻腔の粘膜に感染してしまうということはよくあることなのです。
副鼻腔炎には急性と慢性があります。
急性副鼻腔炎は1〜2週間程度で治りますが、
慢性は急性副鼻腔炎の症状が長引いてしまうまたは繰り返してしまいます。
慢性副鼻腔炎になると、
副鼻腔炎の症状が悪化してしまうことがほとんどです。
副鼻腔炎で頭痛になることも
では、副鼻腔炎になるとどんな症状が出るのでしょうか?
副鼻腔炎の特徴的な症状としては、
副鼻腔に膿がたまえるため黄色または緑色の膿のある鼻水が出ること。
また、鼻づまりもずっと続きます。
副鼻腔は鼻のまわりにありますが、
その部分が炎症するので顔が痛いという症状もあります。
発熱や口臭なども副鼻腔炎の症状です。
そして、副鼻腔炎になることで一番感じるのが頭痛です。
これは副鼻腔は額部分にまで至り、
副鼻腔の一部である前頭洞にも炎症が起きてしまうことが原因です。
副鼻腔炎(仮)の頭痛顔面痛は割りと洒落にならない
偏頭痛とはまた違う感じでやばい…— Renafa (@teardrop_09) January 7, 2016
頭痛にはロキソニンが効果的?
副鼻腔炎でつらい頭痛。
症状が悪化すればするほど頭痛はひどくなります。
これはすでにご紹介の通り、
前頭洞にどんどん膿がたまっていってしまうからです。
副鼻腔炎が治れば自然と頭痛も改善しますが、
耐えられないほどの痛みになることもあります。
そんな時頭痛の痛みを緩和してくれるのがロキソニンです。
ロキソニンは消炎鎮痛作用があります。
つまり、炎症を抑え痛みを鎮めてくれる効果です。
副鼻腔炎で起きる頭痛は、
副鼻腔粘膜の炎症とそこからくる痛みがあるため
ロキソニンの効能は非常に効果的だといえるのです。
喉の痛みはマシやけど、鼻水が~・・・。なんか喉との境目におりてきてて鼻かんでも出ないから口から出すしかないという・・・。
でも昔鼻水がたまってたのか頭痛してて内科行ったら、副鼻腔炎になってるって言われてロキソニン処方された。かんでも出ないって言ったら、口から出して!って言われた— アニ (@candisanie) November 12, 2015
副鼻腔炎を改善するには?
副鼻腔炎になってしまった場合、
出来るだけ早く改善することが大切。
症状が長引いてしまえば、慢性化しかねないため
副鼻腔炎になった時の改善方法を知っておくとよいですよ。
鼻うがい
鼻うがいというものをご存知ですか?
このような器具やコップを使い、
水ではなく専用の液体や決まった濃度の塩水を使用して行います。
鼻をうがいすることで、
粘膜についているウイルスや細菌を洗い流すことが
出来るので副鼻腔炎には効果的なのです。
免疫力を高める
ウイルスや細菌に感染するというのは、
体の免疫力が弱っている証拠です。
免疫力を高めることが副鼻腔炎の改善にもつながります。
免疫力が上がる食べ物を食べるという方法もありますが、
規則正しい生活と栄養バランスのとれた食事をとるということが一番大切なことです。
副鼻腔炎になったら生活習慣や食生活を見直すようにしましょう。
まとめ
副鼻腔炎は、副鼻腔という部分が炎症を起こしてしまう病気です。
鼻の病気だと思い鼻水や鼻づまりの症状ばかりを考えてしまいがちですが、
副鼻腔炎でつらいのはとにかく頭痛。