ヒートショックプロテイン(HSP)」というものを知っていますか?
これは、健康を害するヒートショック現象とも、
筋力増強のためのプロテイン飲料とも全く無関係のものです。

このHSPが、アレルギーに悩む人の救世主になると、噂になっています。
今回は、そんなHSPの健康効果とアレルギーの関係について、考えてみましょう。

ヒートショックプロテインとは

2015-09-19b

ヒートショックプロテイン(以下HSP)は、
体内に含まれるたんぱく質の一種です。

これのどんなところが凄いのかというと、傷んだ細胞を修復する力を持ち、
健康を害する恐れのある修復できない細胞は、死滅させてしまうところです。

また、免疫細胞の働きを強化し、
疲労物質である乳酸を発生しにくくするという更にありがたい効果まであるのです。

つまり、身体を丈夫にするための役割を担うたんぱく質ということで、
最近注目を集めているのですね。

なぜ、「ヒートショック」と名前が付いているかというと、
身体に対して熱によるストレス(負荷)がかかった時に、このHSPがたくさん作られるためです。

熱と言っても、火傷をするような高温ではなく、
平熱+1.5℃程度まで体温を上げるだけで良いようです。

ヒートショックプロテインとアレルギーの関係

このHSPは、様々な健康効果があるたんぱく質ですが、
その中でも特に、先ほどの説明の通り、
免疫機能を正常化させる役割も持つことが、重要視されています。

なぜなら、HSPは、免疫機能のエラーであるアレルギーの改善にも
効果があると言われているからです。

人の免疫機能を司るのは、Th1細胞、Th2細胞という二つの細胞。
これらがバランスよく働くことで、身体を害するものと戦う免疫力を発揮します。

しかし、このバランスが崩れ、Th2細胞だけが暴走しだすと、
身体にとって無害なものまで敵と見なし、様々なアレルギー反応を引き起こすのです。

ここで、細胞を正常化させるHSPが免疫細胞に働きかけると、
それまで劣勢だったTh1細胞を優位にし、
エラーを起こしている状態のTh2細胞を抑制することになります。
これにより、アレルギーが軽減されると考えられているのです。

ヒートショックプロテインを効率よく生産させるには

そんなに効果の高いHSPですから、どんどん増やさない手はありません。
増やす方法としては、簡単に言うと、体温を上げることです。
平熱よりも1.5℃高い体温にすることは、実はそう難しくはありません。

自宅でできる、一番身近な方法としては、熱めのお風呂に入ることです。
水温にして、41~42℃程度のお湯に10~20分ほど浸かると、
体温が平熱よりも1.5℃上がるとされています。

これは、毎日行う必要はなく、週に2日ほどで良いようです。
なぜなら、熱に体が慣れてしまうと、身体に負荷がかからず、
HSPの生産が少なくなってしまうためです。

身体が熱さに麻痺してしまわないように、週に2日は熱いお湯に、
それ以外はぬるめのお湯に浸かるということを繰り返すと、効率よくHSPが生産されます。

熱いお湯に長時間浸かるのは、ちょっと大変かもしれませんが、
その辛さの陰で、HSPがどんどん生産されていると思えば、楽なものですよね。

こちらに、HSPを上げる方法を説明した動画があります。
冒頭が少し長いですが、とてもわかりやすいです。

体の中からHSPを起こすこともできるそうです。


参照:楽天市場

ヒートショックプロテインを誘導する成分を利用したサプリです。
比較的、安価なので試してみる価値はあるかもしれませんね。
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まとめ

いかがでしたでしょうか、ヒートショックプロテインとはどのようなものかと、
その効果、そして、効率よく増やす方法について、動画などを交えながらご説明しました。

今のところ、ヒートショックプロテインという言葉は
あまり聞き慣れない人も多いと思いますが、
その正体は健康と美容両方に有効なたんぱく質なのです。

それを増やす方法も、自宅で時間をかけずにできるので、
お金が無くても、忙しくても誰でも実行することができるというありがたいものです。

特に、他人にはわからない辛さを抱えるアレルギー持ちの人には、
耳寄りな健康法と言えるでしょう。

薬などでは全くアレルギー改善に繋がらなかったという人は、
身体の根本からの改善が効果的かもしれません。

そのために、少し熱いお風呂に浸かるだけでいいので、試してみてはどうでしょうか。