今はほとんど見掛けませんが、昭和の始め頃、子どもたちの多くは
あおっぱなと言って、いつも鼻水を垂らしていたものです。

当時は時代的に多くの人が栄養不足でした。その為、子どもたちは
病気に対する抵抗力が少なく、力の足りない白血球で病気に対抗し、
それが鼻水として出ていたという事なのです。

鼻水とはどういう物なのでしょうか

0381_LL

花粉症などの鼻水は透明で水のようにサラサラしていますよね。
あの鼻水は体が異物を排除しようとしている為の物です。
この鼻水は栄養不足とは何の関係もありません。

では風邪などの時の少し濁った黄色っぽい鼻水がありますよね。
これが実は体内でウィルスなどの病原菌と戦った、白血球の残骸なのです。
よく傷口にバイキンが入り込むと傷口が膿みますますよね。

あれも白血球の残骸です。

つまり色のついた鼻水と膿みは同じ物という事です。
この戦いがなかなか決着が付かないと、更に鼻水の色は濃くなって行きます。

緑色に近い鼻水はこの苦しい戦いをしている証です。
昔の子どもたちもあおっぱなと言われていたように青っぽい鼻水だったので、
この決着の付かない状態でずっと過ごしていたと考えられます。

なぜ栄養不足だとそんな状態になるかというと、白血球はタンパク質から
作られていますが、病気になるとその白血球を大量に作らなければなりません。

その為個々の白血球は弱い力の足りない物になってしまい、
ウィルスや病原菌に勝てずに、どんどん死んでしまうという結果になってしまうのです。

鼻水の役割

鼻水が白血球がウィルスや病原菌と戦った残骸という事は、
戦いのもう一方であるウィルス病原菌もこの残骸の中に含まれているはずです。

鼻水の役割は、この体に有害な存在を体の外に追い出す事にあります。
つまり、子供がよくやるように排出された鼻水をまたすすり上げるというような事をやると、
せっかく白血球が頑張って追い出した悪い物がまた体に戻ってしまう事になってしまいます。

そのような事にならない為には、
一度出た鼻水はきちんとティッシュなどに出してしまって、
触れないように捨ててしまわなければならないのです。

このことを理解せずにすすり上げている人が結構います。絶対にやめましょう。
また、子供にもきちんと鼻をかむ習慣を付けさせてあげてください。

鼻をかむと、鼻が真っ赤になったり皮がめくれてしまう場合は、
柔らかい素材のティッシュを使うようにすることで症状は和らぎますよ。

こちらも鼻水について詳しく説明しています。

白血球を強くする

a0fb1057f89f304fdd3c75dbc0a874cc_s-450x300

白血球がむざむざやられてしまわないように、
白血球、つまり免疫機能を強化するには、どうしたら良いのでしょうか?

栄養をしっかり摂るというのは前提条件ですが、
現代ではこれはほとんどの人がクリアしているでしょう。

ただ、白血球の材料はタンパク質なので、
良質なタンパク質を補給する事を心がけるのは、とても良い事だと思います。

それ意外にも実は白血球を強くする方法があります。
白血球は体温が高い程活発になります。
体の調子が悪い時に高い熱が出るのは、
要するに白血球の支援を体が行っているのですね。

とは言え、いつも熱が高い状態でいる訳にはいきませんが、
平熱が低い人は免疫機能が弱めになっていると思って良いでしょう。

ではどうやって平熱を高めにすれば良いのでしょうか?

体で熱を一番発するのは筋肉です。つまり筋肉を増やすのが、
一番手っ取り早く白血球を支援する事になる訳です。
しかも堅い筋肉はあまり熱くなりません。柔らかい筋肉が必要なのです。

免疫力と鼻水

こうやって調べてみると、私達の体は私達の知らない所で、
ずいぶんと頑張っていますね。

鼻水が栄養不足、果ては免疫力に関係あるというのは、
分かってみると理解しやすい話です。

現代は平熱の低い人が増えていると言われています。
本来は36度から37度までの間ぐらいの平熱が理想なのだそうです。

白血球からしてみると、栄養というお給料は沢山もらっているけど、
エネルギーというやる気は出せないという状態でしょうか?

なんとなく現代社会と似た環境のような気もします。
もしかすると現代に花粉症が増えて来ているのも、このように免疫力に
なんらかの問題が起こっているせいなのかもしれませんね。

せめてストレッチ軽い運動をして良い筋肉を付ける事で
白血球を働きやすい環境にしてあげるべきなのではないでしょうか。
同時に私達はダイエットも出来て良い事尽くめですしね。