加齢と共に生じやすい目の病気、白内障
この病気は一度かかると手術以外に処置が無いとも言われています。

ですが、白内障の民間療法として、
温める方法や、薬草療法などが効くという声もあるようです。
これらは、本当に効くのでしょうか。

今回は、白内障とその民間療法の真偽についてお話しします。

白内障は手術でレンズ交換するほか治す方法が無い

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白内障は、目の中のレンズの役割を果たす「水晶体」が濁ってしまい、
ものが白っぽくかすんで見えにくくなる病気です。

この病気は、老化現象の一つとされ、
進行度合いに個人差はあれど、歳をとると誰もがかかるものと考えられています。

発症年齢は、早い人なら40代に発症し、
それから年齢と共に徐々に発症率が上がり、
70代では85%もの人が白内障にかかります。

残念ながら、一度濁ってしまったレンズは若い頃のように透明なものに戻すことはできません。

つまり、手術をして水晶体の代わりに人工のレンズを入れて、
見え方を改善する以外に治す方法は無いのです。
そのため、白内障の民間療法は、白内障を治すことが目的ではなく、
進行を遅らせることが目的となります。

温めることによって進行を遅らせることは可能

その、進行を遅らせる民間療法の中で、自宅でも実施しやすく、
そしてコストもかからないのが、温めることによる療法です。

よく、「疲れ目は温めると良い」と言いますよね。
これは本当のことで、温めると目の周りの血行が良くなり、
筋肉がほぐれて疲れがとれるのです。

そして、温めることにより疲れ目を癒すと、
結果的に白内障の発症を予防できると考えられ、
発症した後でも、軽度のものなら進行を遅らせることができます。

目に限らず、患部を温める方法は「温罨法」と呼ばれ、
看護の世界でも有効な処置として知られています。

ここで、目を温める方法の動画をご紹介しますので、試してみて下さいね。

温める手段としては、この動画のように手のひらを使うほか、
ホットタオルやアイマスク型の保温グッズなどを使っても良いでしょう。

白内障に効く薬草……、それは「メグスリノキ」!

白内障の民間療法としてよく聞かれるのは、温める方法だけではありません。
ハーブや薬草などの力を借りる方法もあるのです。

数ある薬草類の中でも、特に目に良いと有名なのが、「メグスリノキ」というもの。

カタカナで書くとわかりにくいですが、
漢字変換すると「目薬の木」、いかにも目に効きそうな名前ですよね。

このメグスリノキは日本にのみ自生する植物で、その木の皮や葉、
小枝を煎じて点眼したり、お茶として飲んだりして薬効を得るものです。

メグスリノキに含まれる成分の中でも、
ロドデンドロールというタンニンの一種が細菌の増殖を抑制し、
目の傷の修復を促すことから、結膜炎やものもらいなどに効果的だと考えられます。

そして、このロドデンドロールが、白内障の進行も抑えると言われています。

ただ、このメグスリノキをお茶にした場合、少々クセが強く、
以下のツイートのように飲みにくいという意見も少なくないようです。


中には、慣れると結構いけるとの声もありますので一度お試しください。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。
白内障の治療方法や、予防のために効果がある方法などについてご説明しました。

目は、一度悪くなると二度と良くならないイメージがありますが、
疲れ目や視力の低下くらいなら、
手で温めたり、薬草のお茶を飲んだり点眼する程度の簡単なことで改善できるのです。

ただ、やはり一度発症した白内障を根治させる方法は手術のみですから、
民間療法の力が及ぶのは、やはり予防や進行を遅らせる程度だと考えた方が良いでしょう。

また、メグスリノキを煎じたものを点眼したり、
洗眼に使う場合は、購入したお店や製造元の指示通りの使い方を守るようにして下さい。

何せ、目というデリケートな部分に直接入るのですから、間違いがあっては大変です。

ともあれ、白内障などの眼病は、発症してからでは手遅れになります。
普段から目を大事にして、眼病予防に努めるのが一番だと言えるでしょう。