肺は私達にとってとても重要な器官です。
呼吸して酸素を取り込む事でエネルギーを発生させて
それを生命活動に利用しているからです。

その肺が炎症を起こすのが肺炎で、
その種類はいくつかありますが、症状として
下痢吐き気が発生するのは主にウイルス性の肺炎とされています。

肺炎とは

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肺に細菌やウイルスなどが入り込んで炎症を起こしてしまう病気です。
他に誤飲などによって起こる肺炎もあり、
高齢者が発症する肺炎の70%はこの誤飲によるものとされています。

しかし、一般的な肺炎と呼ばれる物は主に細菌やウイルスによる物で、
病気によって抵抗力が落ちている場合に風邪などが進行して肺炎になる事もあります。

私達の身体は肺に異物が入り込まないように
幾重にも途中にブロックシステムがあります。

ですが免疫反応や喉の粘膜や咳などといった
それらの防御システムが弱ってくると
肺に菌やウイルス、異物が入り込んで肺炎になるのです。

肺炎になっても抵抗力が高ければやがて自然に治りますが、
そもそも抵抗力が落ちている時に罹る事が多いのですから、
治療が必要な場合がほとんどです。

放置していると呼吸が困難になって最悪の場合死んでしまいます。
そして治療には時間が掛かる事が多いようです。

適切な治療を受ければ大体は治るのですが、
元の病気で弱っていたり、体力が無かったりする場合には
抵抗力が下がり続けて治療が間に合わない場合もあるのです。

肺炎の症状と原因

肺炎は様々な原因があり、その原因ごとに症状が違います。
特に若い人が罹る肺炎は主に細菌とウイルスによって引き起こされ、
その症状には特徴があります。

なかなか風邪が治らないと思っている人などは
肺炎に罹っている場合もあるので、その症状を纏めてみました。

まず細菌性の肺炎ですが、
原因菌として最も多いのは肺炎の名を冠されている肺炎球菌です。

他にもブドウ球菌や緑膿菌など様々な細菌が感染の危険を持っています。
細菌による肺炎の場合、
寒気、高熱、血痰などの症状が表れやすいとされています。

次に聞き覚えが多い人もいるかと思いますが、
マイコプラズマという病原微生物による肺炎、マイコプラズマ肺炎です。

この肺炎に罹ると、風邪の延長のような症状になり
熱が出ない状態で咳が続きます。

肺炎と気付かない場合が多い肺炎ですね。
最後にウイルス性肺炎ですが、
ウイルス性肺炎の場合は頭痛や発熱、下痢や吐き気と症状が重くなりがちです。

倒れて救急搬送される肺炎はウイルス性肺炎が多いのではないでしょうか。

肺炎は日本の死亡原因ナンバー4

日本の死亡原因のトップ3は
上から癌、心臓病、脳卒中と続いています。
そしてその下の4番目に来るのが肺炎なのです。

しかも肺炎は年齢が上がる程に死亡原因の順位を上げ、
90才以上では死亡原因の第1位となっています。

肺は人間の生命活動の根源でもあり、
呼吸が厳しくなるとエネルギーが作れなくなって段々と消耗して行きます。

肺炎は元々体力が無い状態だからこそ感染するという前提があるので、
体力の回復が見込めない状態だと悪くなる一方で
回復出来なくなってしまうので、高齢者の死亡原因になってしまうのでしょう。

お年寄りを肺炎にしない為には、
風邪などの病気に罹らないようにする他、
食事の誤飲などにも気を付けるようにする必要があります。

肺炎かな?と思ったら

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肺炎は体力を徐々に消耗していく病気です。
高齢者でなくても、体力が落ちている場合にはとても危険な病気と言えるでしょう。

肺炎で消耗している時に副次的に他の病気が発病したりしてしまうと、
それが通常ならなんという事もない病気であっても
こじらせて大病になってしまう場合があります。

前述したような症状が続いている場合は、早めに病院に行きましょう。
特にマイコプラズマ肺炎は肺炎と分かりにくい為、注意が必要です。

マイコプラズマ肺炎も時間経過と共に
下痢や吐き気などの症状が出て来る事があり、
中耳炎などの合併症を引き起こす場合も多々あります。

また、マイコプラズマ肺炎は病院でも
なかなかちゃんと診断されない場合も多いようでこのような意見もあります。


内科にこだわる必要は無いという事なのでしょう。

そうなる前に大事なことはウイルスを身体に入れないこと。

外出時はマスクをするように心がけましょう。
疲れている時などは特に、マスクや手洗いうがいを徹底しましょう。