逆流性食道炎は胸焼けがする苦しい病気です。
そんな逆流性食道炎の治し方は食事療法とによる治療となっています。

特に食事については、発症の原因とも相まって、
きちんと理解して治療しないとまた、同じ状態になりかねません。
その為、逆流性食道炎の治療は食事療法と投薬治療を共に行うのが良いとされています。

逆流性食道炎とはどんな病気?

2015-12-29b

逆流性食道炎は胃と食道の間の逆流を防いでいる弁の機能が弱り、
食道に胃酸や十二指腸液などが逆流してしまう病気です。

胃酸や十二指腸液が食道に逆流すると食道の内壁が炎症を起こしたり
酷くなるとびらんの状態になったり潰瘍が出来たりします。

その為、胸焼けがしたり胸が痛くなったりという症状が発生します。
症状が軽度の場合、むやみ咳込んだり、げっぷが出たり、
胃がムカついたりといった症状が発生するので、
このような状態が続くようなら一度診察を受けた方が良いでしょう。

逆流性食道炎はそれだけで大変な病気という訳ではありません。
食生活や生活習慣の見直しや投薬治療によって改善する事も出来ますし
胸が苦しい以外、生活に大きく影響が出る病気ではないのです。

逆流性食道炎の原因とは?

逆流性食道炎の一番の原因とされるのは胃の中に長く留まる食べ物、
つまり消化されにくい物を食べ過ぎる事です。

胃の中に大量の胃酸が溜まった状態で長く過ごすので、
姿勢によって何度も胃の入り口である下部食道括約筋に負担が掛かる事になります。

前かがみの姿勢やお腹に負担が掛かる姿勢が長く続くと更にそれに拍車が掛かります。

また、別の原因として食べ過ぎが挙げられています。
これは分かりやすい話で、
胃の限界まで食べてしまう事によって逆流が起こるという事です。

これらは一度や二度ならそう問題になりませんが、
何度も続くと胃の入り口を閉じている弁である
下部食道括約筋が緩んでしまい、逆流性食道炎になってしまうのです。

あと、このような話もあります。
食べてすぐ横になるのは消化を助ける事に役立つのですが、
その姿勢によっては逆流性食道炎を発症してしまう原因になると言うのです。


姿勢などについてはちょっとした注意で防げるので、日頃から気を付けたいですね。

逆流性食道炎の薬

逆流性食道炎を治療する薬として、
今使われているのはヒスタミンH2受容体拮抗薬と、プロトンポンプ阻害薬です。

他にも緩やかな効き目の薬として粘膜保護薬と制酸薬があります。
まずヒスタミンH2受容体拮抗薬はヒスタミンがH2受容体と結合する事を妨げる薬です。

実はこのH2受容体に
ヒスタミンが結合する事によって胃酸が分泌されるのです。
つまり胃酸の分泌を減らす薬です。

この薬によって起こりうる副作用に、
下痢、便秘、食欲不振、発疹、口の乾きなどがあります。

次にプロトンポンプ阻害薬ですが、
こちらは直接胃酸を分泌するプロトンポンプという胃の部分の機能を阻害する薬です。

この薬で起こりうる副作用は発疹や肝障害となっています。
また、粘膜保護薬はそのまま食道の粘膜を保護する薬、制酸薬は胃酸を中和する薬です。

これらで起こりうる副作用は便秘や下痢です。


集中治療中はある程度の副作用は我慢するしかないようです。

逆流性食道炎と食事療法について

食事療法は薬の治療と平行して行うべき治療です。
というより、生活改善を行わないとまた病気が再発してしまうので、
病気を発症したらある程度生活を意識して変えないといつまでも苦しむ事になります。

逆流性食道炎の治療の為に出来る事は食生活の改善です。
消化しにくい油ものを避ける、糖分を避ける、お酒を減らす、ストレスを溜めない。

基本となるのはこれだけなので、
最初から無理をしないで、出来る事から始めてください。

出来れば市販のお弁当などは避けて、
自分で油を使わない料理を作ると良いでしょう。

また、牛乳を飲むと粘膜を守ってくれるので、
むかつきが酷い時には飲んで見るのも1つの手です。

更に、キャベツにも胃の粘膜を修復して
胃酸が出過ぎないように抑える働きがあります。

とんかつにキャベツが付いているのには意味があったのですね。
食生活とは関係なく逆流性食道炎になる方もいます。

その他に肥満の方や妊婦の方は胃が常に圧迫されている事から
逆流性食道炎になりやすいのだそうです。
妊婦さんは妊娠出産だけでも大変なのに逆流性食道炎とか辛いですよね。
なりやすい状態の方は出来るだけ消化の良い物を摂るようにしましょう。

妊婦さんだと薬での治療は難しいし、妊婦でなくても
他の薬を飲んでいて逆流性食道炎の薬が飲めないという方もいるかと思います。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

そんな時は、布団の下に座布団を引いたり
こういった専用枕で頭の位置を高くすることで
胃酸の逆流を防ぐことができます。
座椅子を布団の下に置いて好きな高さにして
寝ている方もいるそうです。
みなさんそれぞれ工夫して寝ていらっしゃるんですね。

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