美容効果が高いと言われるガスールや
アルガンオイルの具体的な効能や特徴について徹底解説!
今話題のガスールとはいったい何なのかを詳しく紹介します。
モロッコで古くから洗浄剤として用いられてきたガスールに秘められた
驚くべき効果とは!?
ガスールと共に用いると高い美容効果が期待できる
アルガンオイルの魅力についても紹介!
ガスールとは
近年、美容業界ではガスールと呼ばれる粘土に注目が集まりつつあります。
ガスールとはモロッコで古くから洗浄剤として用いられてきた、
ミネラル分を豊富に含んだクレイ(粘土)のことです。
ガスールは土から掘り出した粘土の中から
さらに質の良いものだけを選別していき、
最終的には水に溶かして専用のテラスで薄く伸ばし、
天日干しにすることによって作られます。
モロッコでは現在でもこのガスールと呼ばれる粘土を使って
洗顔や洗髪が行われています。
ガスールは粘土であるため、お肌に塗り込むことで
皮膚に吸着してこびりついた汚れを取り除いてくれる効果が期待できます。
また、粘土の中にはミネラル分やマグネシウムなどが豊富に含まれているため
お肌の保湿にも高い効果を発揮します。
つまり、ガスールは天然の泥パックとして
活用することが出来る非常に美容効果の高い粘土なのです。
通常、ガスールは袋詰めの状態で市販もされているため、
一般の人でも簡単に手に入れることが出来ます。
基本的な使い方としては自宅で水と合わせて練り込み、
クリーム状になったらお肌に塗るという方法になります。
ガスールを水で溶かす際はいきなり水をたくさん加えるのではなく、
様子を見ながら少しずつ加えていくとお好みの粘度で使用することが出来ます。
ガスールの溶かし方の動画を紹介しますので参考にしてみてください♪
こちらの記事でもガスールについて詳しく説明しています(*^^*)
アルガンオイルとは
先に述べたガスールとは別に、
モロッコにはもうひとつの驚くべき美容効果を秘めた素材があります。
それはアルガンオイルと呼ばれる、
砂漠の多いモロッコの南西部に生育するアルガンツリーという
樹木に生る実から僅かしか採取することが出来ない貴重なオイルです。
わずか1リットルしか採取することが出来ないため、
非常に希少価値が高いオイルとして知られています。
このアルガンオイルに含まれる成分はオレイン酸やリノール酸、
ステロールなどアンチエイジング効果の高い成分が主体となっています。
特にオレイン酸に関してはオリーブオイルの
約2倍~3倍の量が含まれていると言われており、
非常に高いスキンケア効果を持っていることでも知られています。
モロッコに住む先住民「ベルベル族」の間では、
アルガンの樹木に生る実のことを生命の実と呼ぶほど
高いポテンシャルを秘めています。
ちなみにアルガンオイルの基本的な使い方としては、
適量を手に取って気になる部位に塗り込みながら
マッサージをするだけというシンプルな方法になります。
また、アルガンオイルは全身に使えるのでお肌に塗って保湿効果を狙ったり
髪の毛に塗って美髪効果を目指すことも可能です。
また、モロッコでは古くから関節痛の緩和にも
アルガンオイルが用いられていたという歴史があるので、
辛い関節痛を発症した箇所に塗る事で痛みの改善や緩和を図ることが出来ます。
アルガンオイルについてはこちらの記事もご参考に♪
ガスールとアルガンオイルの活用法
先に紹介したようにモロッコ伝統のガスールとアルガンオイルには
非常に高い美容効果が秘められていますが、
今回はこれら2つのアイテムを活用した上級者向けの美容術について
紹介してみたいと思います。
まず、固形のガスールを水で溶かして泥パックのペーストを作ります。
このとき、ペーストが水っぽくならないように少しずつ水を加えていくことが重要となります。
次にアルガンオイルを数滴ほど垂らし、よくかき混ぜていきます。
このようにして出来上がった特製のガスール&アルガンオイル・パックを使って、
顔を中心に塗っていきます。
あとはパックが乾燥し過ぎない程度に放置して洗い流せば完了となります。
このパックを使えばガスールの洗浄力とアルガンオイルの保湿力、
美肌効果などを同時に得ることが可能となります。