りんご病は有名な病気ですよね。
特に子供がかかりやすいというイメージを持っているりんご病ですが、
実は一番気を付けるべきは妊婦さんです。

また伝染性紅斑赤芽球癆という貧血とも密接な関係があるのです。
今回は赤芽球癆とりんご病の関係についてご紹介していきます。

伝染性紅斑とは?

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伝染性紅斑というとピンとこないかもしれませんが、
りんご病ときくとすぐにイメージできるのではないでしょうか?

そう伝染性紅斑はりんご病の正式名称です。
子供がよく発症しやすい病気でも有名です。

頬がリンゴのように赤くなり、
そのあと手足に発疹があらわれるのが特徴的です。

伝染性紅斑の原因は、ヒトパルボウイルスB19に感染することです。
このヒトパルボウイルスB19は
赤芽球前駆細胞感染して増殖するのが特徴でもあります。

伝染性紅斑は飛沫、接触ともに感染してしまうので
近くで流行した場合には十分に気を付ける必要があります。


このように、異常を感じたらすぐに病院へ行きましょう!

伝染性紅斑(りんご病)についてはこちらの記事もご参考に♪

赤芽球癆って何?

赤芽球癆とは、簡単にいうと貧血の一種です。
通常貧血は、白血球や血小板そして赤血球も減少しますが
この赤芽球癆は赤血球だけが少なくなるものです。

どうして赤血球だけが減少してしまうかというと、
人の血液を作る造血幹細胞に原因があります。

造血幹細胞になんらかの異常が起きてしまうことで、
赤血球が減ってしまうのです。

赤血球は造血幹細胞からまずは赤血球系幹細胞がつくられ、
それが前赤芽球、網赤血球というような段階を踏んで赤血球となります。

赤芽球癆はこの赤芽球というものが急に減ってしまうことで、
結果的に赤血球が少なくなってしまうのです。

これによって貧血が引き起こされます。

症状としては貧血と一緒なので、顔色が悪くなり、
息切れや動機、そして倦怠感などがあらわれます。

こちらの記事でも、りんご病について詳しく説明しています。

伝染性紅斑と赤芽球癆の関係とは?

赤芽球癆には先天性のものと後天性のものがあります。
特に後天性の場合のいくつかは、
ヒトパルボウイルスB19に感染することで発症します。

ヒトパルボウイルスB19は赤芽球前駆細胞内で増殖します。
伝染性紅斑の原因ともなるウイルスのため、
このウイルスによって伝染性紅斑に感染してしまうのです。

伝染性紅斑は合併症にも気を付ける

伝染性紅斑は子供がかかるよりも怖いのが、
子供から妊婦さんが二次感染する場合です。

というのも、妊婦さんがかかることによって
胎児に影響があることがあるからです。

胎児への影響も含め、
伝染性紅斑の合併症についてもご紹介していきます。

合併症1 流産や胎児水腫

これは妊婦さんがかかった場合に注意すべき合併症です。
ヒトパルボウイルスに感染すると胎児に影響が出て
流産の原因となる可能性があります。

また胎児水腫とは、胎児がむくんでしまうことをいいますが
これも流産につながる原因となってしまいます。

合併症2 関節炎や関節リウマチ

伝染性紅斑によって関節炎関節リウマチになる可能性があります。
関節炎も関節リウマチも関節に痛みが起る病気です。

合併症3 血液成分への悪影響

赤芽球前駆細胞でヒトパルボウイルスが増殖するため、
血液へ悪影響が出てしまう可能性があります。

すでにご紹介した、赤芽球癆だけではなく
血小板白血球が減少することがあります。

白血球が減ってしまうことは、免疫の低下を招いてしまい、
血小板が減ってしまうと血が止まらなくなり血が出やすくなってしまいます。

まとめ

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伝染性紅斑に感染して一番こわいのが妊婦さんです。
特に二人目以降の子を妊娠している状態で、
上の子が伝染性紅斑にかかった注意することが非常に重要です。

そのため、飛沫感染・接触感染には気を付けて子供のおむつを替えた時には
必ず手洗いをし、マスクをするなどして予防することが大切です。

もちろん子供がかかっていなくても、
周りの環境でかかっている人がいる場合には
外出する時にもマスクを忘れずに十分に気を付けるようにしましょう。