あまり聞き慣れないエンテロウイルスというウイルスは、
子供にとっては身近な感染病の原因となるウイルスの仲間です。

子供の感染病のウイルスであるだけではなく、
実は今まで原因不明であった慢性疲労症候群との関係が近年わかったのです。

今回はエンテロウイルスと慢性疲労症候群についてご紹介していきます。

エンテロウイルスとは?

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エンテロウイルスという名前を聞いたことがある人は少ないと思います。
ですが、子を持つ親であれば手足口病ヘルパンギーナ、
ポリオなどであれば聞いたことがあると思います。

この手足口病やヘルパンギーナを起こすウイルスは
全てエンテロウイルスの仲間なのです。

エンテロウイルスとは、腸の中で増殖するウイルスの総称です。
たくさん存在するエンテロウイルスの中でも、人に感染するのは67種類あります。
それがポリオやコクサッキー、エコー、エンテロと言われるものたちです。

ウイルスるについてはこちらの記事もご参考に♪

慢性疲労症候群とは?

なかなか聞く機会がないものかもしれません。
慢性疲労症候群は1980年代のアメリカで見られた症状で、
激しい全身の倦怠感疲労感が急激に起こります。

それと同時に風邪に似た症状も出てくるので、
微熱やのどの痛み、筋肉痛や頭痛などもあります。

慢性疲労症候群になると、全身の倦怠感や疲労感から発症してしまうと
活動量がかなり減ってしまうというのも特徴です。

また、倦怠感から睡眠障害、記憶力や集中力への障害などもわかっています。

こちらはテレビで紹介された慢性疲労症候群についての動画です。
詳しく説明されていますよ(*^^*)

慢性疲労症候群の原因はエンテロウイルスだった!

この慢性疲労症候群はなぜ起きるのか、という原因は不明でした。

ですが、1997年にアメリカの医師により
エンテロウイルスとの関係性がわかったのです。

今までの研究では血液ばかりに注がれていた研究が、
胃に着目されたことによって胃腸で増殖するエンテロウイルスを発見するにいたったのです。

エンテロウイルスが引き起こす病気は?

エンテロウイルスによって慢性疲労症候群以外にも発症する病気があります。

急性灰白髄炎

エンテロウイルスの中のポリオウイルスによって引き起こす病気。
高熱や頭痛、倦怠感や嘔吐など様々な症状が見られ、
感染力は非常に強いのが特徴です。

ただ、今はポリオの予防接種をしているので感染することはほとんどありません。

無菌性髄膜炎

無菌性髄膜炎は幼児がかかりやすい病気で
主にエンテロウイルスが活発的な夏から秋にかけて流行する病気です。

高熱が出たり、頭痛や嘔吐をしたり、下痢になることもあります。

手足口病

手足口病は、特に幼児がかかりやすい病気です。
症状としては口の中や手足に水泡性発疹が出ます。

ヘルパンギーナ

子供がかかりやすい病気として有名なヘルパンギーナ
38℃ぐらいの熱を出し、口の中に水泡性発疹があらわれるのが特徴です。

急性出血性結膜炎

急性出血性結膜炎は、日本で1960年代に大流行した病気です。
今ではほとんど流行することはありませんが、
これに感染すると目の充血や痛みなどの症状や、四肢麻痺になることもあります。

まとめ

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慢性疲労症候群自体は死に至る病気ではありません。
ですがあまりの倦怠感や疲労感によって、
慢性疲労症候群が原因で自殺をしてしまったという人もいるほどです。

まだ日本ではそこまで知れ渡っている病気ではないからこそ、
全身の倦怠感疲労感をいきなり感じるようになったら
慢性疲労症候群を疑う必要があります。

原因が近年わかったばかりのため、
効果的な治療法はまだ見つかっていません。

そもそもエンテロウイルスの手足口病や
ヘルパンギーナなどへの効果的な薬がまだありません。


参照:楽天市場

そのため慢性疲労症候群になった場合の治療としては、
大量のビタミンCやB12などを用いることが多いですよ。
日頃から食事でビタミンを摂取することを心がけましょう。
食事で十分に摂りきれなかった場合はサプリで不足分を補いましょう。
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