いつの間にか節分の恒例行事として定着した恵方巻き
この「恵方」は毎年変わり、
2016年は丙申(ひのえさる)の方向、南南東が恵方となります。

でも、恵方巻きって、
どのような経緯で食べられるようになったのだろうと思う人もいるはずです。

今回は、そんな恵方巻きの知識あれこれをご紹介します。

恵方巻きの発祥は大阪地方

2015-11-20b

恵方巻きの発祥は、大阪地方と言われています。
地方でだけ親しまれていた頃は「恵方巻き」という名前ではなく、
普段のお寿司と同じくただの太巻きと呼ばれていました。

それが、セブンイレブンが全国区に販売するにあたり、
恵方を向いて食べることから「恵方巻き」という商品名を付けました。

そのため、大阪地方以外の
初めて節分に太巻きを食べる文化に触れた人々にとっては、
「節分に食べる太巻き=恵方巻き」という印象が強く残ったのです。

恵方巻きは何といってもお寿司好きの日本人になじみやすく、
しかも老若男女食べやすいことと、
もう一つの節分の行事、豆まきが
狭小住宅や都市部に住む人にとっては難しいことから、
節分のビッグイベントとして一気に定着しました。

昔から全国にある行事のように思えますが、
意外なことに、恵方巻きという名前が生まれたのは
1998年、20年も昔のことではないのです。

『恵方』って、どうやって決められているの?

恵方とは何かというと、
その年の福徳を司る神様、歳神様がいる方角です。

恵方巻きを食べるときだけではなく、
何事をするにも恵方を向いて行うのが良しとされ、
初詣なども、その年の恵方にある神社に詣でるのが縁起が良いと言われています。

この恵方、細かく分けられているように見えますが、
実は、東北東、西南西、南南東、北北西の4つしかありません。

これは西暦の下一桁に十干(じっかん)を当てはめて決められ、
西暦の下一桁が4と9は東北東、0と5のときは西南西、
1、6、3、8は南南東、2、7は北北西となっています。

これは、占い師などがその都度決めているようなものではなく、
中国から伝わってきた陰陽道という学問の中で定められたものなのです。

恵方巻きを食べるときの決まりごとは?

恵方巻きは、ただ恵方を向いて太巻きを食べれば良いというわけではなく
色々なルールが存在します。
そのいくつかを、ご紹介します。

まず、具について。
7種類入れるのが縁起が良いと言われていますが、
日本人の七福神信仰からなるもので、
必ずしも7種類でなければいけないわけでもありません。

もちろん、具はお好みのもので良いようです。
今では、伝統的な太巻きの他、
サラダ巻きや海鮮太巻きなども定番になっていますね。

そして、食べるときですが、
よく聞かれるのが「無言で願い事を思い浮かべながら食べる」という方法です。

しかし、地方によっては、邪気を払うために
笑いながら食べるという方法を取るところもあるようです。
また、目を閉じて食べるべきだという説もありますね。

このように恵方巻きについては色々と決めごとがあるように見えますが
実際はそんなにこだわるべき点は無いようです。
何よりも、美味しく食べられるのが一番ということですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
恵方巻きについてのあれこれをご紹介しました。

この恵方巻き、もちろんお寿司のプロによって
巻かれたものを食べれば味は間違いありませんが、
たまには腕まくりして、
ご家庭で家族の人数分だけ作ってはいかがでしょうか。

自分で巻けば、食欲旺盛な男性、少食な女性、
わさびが苦手なお子様などなど、個人の食べる量や好みに合わせて
太さや具を変えて、みんなで無理なく楽しく恵方巻きを食べることができます。


参照:楽天市場

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「巻き寿司は上手に巻けなくて……」という人のために、
太巻きの巻き方を教える動画を載せておきますので、参考にして下さい。

恵方巻きは、しきたりも大切ですが、
家族がみんな仲良く楽しめることが一番です。
節分を笑顔で過ごせば、きっと楽しい1年になりますね。