ノンアルコールは「お酒が飲みたい」
という衝動を鎮めてくれると思われがちですが、
実は、お酒を飲む習慣がやめられなくなったり、
本物のお酒が飲みたいとさらなる衝動を引き起こす
きっかけにもなってしまうので、アルコール依存症の方にはとても危険な物なのです。

その理由や断酒の仕方を知って、お酒をきっぱり断ち切りましょう。

アルコール依存症とは

2015-12-03b

アルコール依存症は、お酒が無いと生きていられず仕事や人間関係、
自分の体に支障が出て、命にも関わる危険な病気です。

ストレスを解消するために飲み続けてしまうことが原因で、
自分では気づかないうちにアルコール依存症になっていることがほとんどなのだそうです。

そして、体内からアルコールが抜けてくると『離脱症状』と言って
手の震えや発汗、動悸、頻脈、頭痛、幻覚、幻聴などの症状が現れます。

これらの症状を抑えるために
再びアルコールを大量に飲むということを繰り返すので
胃炎や肝硬変などの病気や
末梢神経炎や前頭葉機能障害といった神経・精神疾患を併発します。

自覚症状が無い場合でも、お酒が飲みたいと強く思ったり、
飲む習慣を無くしたいと思っているのに飲んでしまったり
飲む時間や量を調節出来ないという人はお酒を上手に飲めていません。

さらに、お酒を飲むためだけに時間やお金、労力を注ぎ、
それ以外のことを疎かにしたり
明らかな問題が起きているのに飲んでしまうという人は
アルコール依存症の可能性が非常に高いですね。

また、男性のイメージが強いアルコール依存症ですが、
近年では女性の患者も急増しているそうです。

ノンアルコールがなぜアルコール依存症を悪化させるのか

現在では、ノンアルコールなのに
お酒を飲んだ気分になれるビールやカクテルなどがたくさん販売されています。

これらは、お酒が飲めない人や
運転があるから飲めないという人にとっては非常に嬉しい商品ですよね。

しかし、アルコール依存症の人が
お酒の代わりとして飲むものではないとされています。

もし、お酒が飲みたい人がノンアルコールを飲んでも
味では満足するかもしれませんが物足りなさを感じてしまうはずです。

その物足りない気持ちが、飲酒を誘発させてしまいます。
これでは、いつまでたってもお酒を断ち切ることが出来ませんよね。

実は、ノンアルコールは未成年者にとっても
飲酒を誘発するという理由で飲んではいけないものとされているのです。

日々のお酒を飲む習慣を無くすためにも、
ノンアルコールだからと安易に手を出さないことがお酒を断つことに繋がるのですね。

正しい断酒をしましょう

断酒を成功させるには、『お酒の味を忘れる』ことが一番です。
それに加えて時間と本人の強い意志が必要になります。

煙草を吸っている人がなかなか禁煙できないのと同じように
依存しているものを断ち切るのは簡単なことではありません。

「ちょっとだけ」や「ノンアルコールだから大丈夫」という
少しの気の緩みがお酒の味を思い出させ、
断酒への希望を絶たせてしまいます。

ノンアルコールで飲酒の欲求を満たすのではなく、
お酒関連のものから一切離れて全く別の趣味や娯楽を見つけることが、
断酒を成功させるきっかけになります。

そして、断酒する際には家族や周りの人の協力も大切です。

アルコール依存症の辛さをみんなで共感しあい、
隠れて飲んでいないか疑いの目を持って
本人に断酒しようという強い気持ちを持たせることで
少しずつアルコールの存在を無くすようにしていきましょう。

数日間お酒を飲むのをやめ、デトックスするといいかもしれません。

ジュースのみを摂取する断食方法ですが、
野菜や果物のジュースで行うので栄養素を補給しながらデトックスしていきます。

体内のデトックスができるだけでなく、お肌の調子も変わってくるので
女子には嬉しいことばかりの断食方法です。

まとめ

ノンアルコールがアルコール依存症を悪化させるということで、
なぜノンアルコールがいけないのか、
正しく断酒するにはどうすればいいのかについて詳しく説明してきました。

ストレス発散に飲酒をすることは悪いことではありませんが、
お酒にばかり頼っていると二度と健康的な状態には戻れなくなってしまうかもしれないのです。


お酒で命を落とすことにならないように、ノンアルコールであっても
お酒を連想させるもの全てを自分の中から消し去ってください。

そして、アルコール依存症であることをきちんと自覚すること、
家族や周りの人にも協力してもらい、
お酒を飲まなかった自分を褒めてあげるようにしましょう。

これをきっかけに、酒浸りの生活から仕事や人間関係、
自分の健康的な生活を最優先して時間をかけて
アルコールなしでも生活できる楽しい毎日に変えていきませんか?