脱水症状は夏になるイメージがありますが、冬でも脱水症状になることがあります。
ひどくなると、慢性的に脱水症状を起こしている状態になってしまうことも。
脱水症状を起こすと、身体に様々な不調が現れます。
肩こりや頭痛、疲労感などが慢性的にある人は、脱水症状を疑ってみた方がいいかもしれません。
今回は、脱水症状が引き起こす症状や、脱水症状の対策などをお伝えしていきます。
慢性的な脱水症状ってどんな状態?
普段から水を飲むようにしている人は、脱水症状を起こさないと思っていると思います。
しかし、水を補給するだけでは人間の身体は脱水症状を起こしてしまうのです。
また、水の代わりにお茶やコーヒーを飲んでいる人も脱水症状を起こしやすくなっています。
お茶やコーヒーには、利尿作用があり、飲んだ水分以上の体内の水分を排出させる効果があるからです。
このように、水だけを飲んでいる人や、
お茶やコーヒーをよく飲む人は慢性的な脱水症状になっている可能性が高いです。
アルコールも、脱水症状を起こさせる飲み物です。
アルコールにも利尿作用があり、飲んだ水分以上の水分を体から排出してしまいます。
ビールなどで水分を多く飲んでいるから大丈夫、と思っていると脱水症状を起こしてしまいます。
昨晩、酒、緑茶、コーヒーばかりで脱水症状におちいり、なんと冬の熱中症になって悶絶(苦笑)
皆様、水分補給と食事は最低限頂けてくださいませ‼
— BOUNO―METAL (@youchin1975) December 27, 2016
お茶やコーヒーに加え、お酒も飲んだら、適度に水も飲まないと脱水症状になってしまいます。
コーヒー過剰摂取、気をつけよ…また脱水症状になる
— ぬこぬこ/さとこ (@nuko5115) January 18, 2017
眠気があると、ついコーヒーなどに頼りたくなりますよね。
でも、コーヒーを飲み過ぎると脱水症状になってしまうから気をつけたいですね。
人間の身体は、6割が液体できていて、
その中には、水分の他にミネラル(電解質)も含まれています。
このミネラルが不足すると、慢性的な脱水症状を起こすことになります。
脱水症状が引き起こす症状はどんなものがあるの?
脱水症状になると、慢性的な疲労感やだるさ、肌荒れや風邪をひきやすくなるなどの症状がでます。
また、脱水症状で血液がドロドロになることで、
血流が悪くなり老廃物が身体に溜まっていくことで、肩こりや、頭痛も引き起こされます。
だから、常に疲労感がある人や、肩こりや頭痛で悩んでいる人は脱水症状になっている危険があります。
こちらの記事でも脱水症状について詳しく説明しています。
脱水症状の軽減方法は?脱水症状に最適な飲み物は何?
脱水症状を軽減するには、水分とミネラルの補給が重要です。
人間の汗には、ミネラルも入っています。
だから、汗をかいたりして脱水症状になっているときは水分の他にミネラルも不足している状態なのです。
「のどが渇いたな」と感じたとき、人間の身体の中の水分はだいたい10%ほど不足している状態。
だから、のどが渇いたと感じたら、すぐに水分とミネラルを補給するようにして下さい。
貧血から気持ち悪いのがずっと残ってるのと頭痛で、煙草止めたり空気入れ替えたり鉄分補給したり食事抜いたりずっと寝てたり何してもダメだったのが、水とスポーツドリンクで復活。隠れ脱水症状とやらだった様で。エアコン点けたら加湿水分補給忘れずに。コーヒーアルコールだけはダメらしい。
— ふじこ (@_orthoclase) December 28, 2016
隠れ脱水症状で頭痛が起きてしまったツイートです。
コーヒーなどはなるべく控えて、スポーツドリンクなどを飲むようにしたいですね。
脱水症状に最適な飲み物を紹介します。
OS-1 オーエスワン
飲む点滴と言われている経口補水液です。薬局などで簡単に手に入るので、脱水症状が気になる人は常に携帯しておくと良いでしょう。
塩熱飴Sports
塩分(ミネラル)を簡単に補給できるキャンディーです。水と一緒に摂ることで、水分とミネラルを同時に補給できます。
日ごろからできる脱水症状の対策は?
日ごろからできる脱水症状の対策は、まず飲むのは水だけでなくスポーツドリンクも飲むようにすることです。
人は、生活しているだけで汗をかいています。
汗から水分とミネラルが体内から排出されるので、
のどが渇いたなと感じたら、すぐにスポーツドリンクで水分を補給するようにしましょう。
頭痛や肩こりなど、身体に症状が出るほどの脱水症状になっていたら
経口補水液を薬局で買って飲むのが一番の対策です。
塩飴などを持ち歩いて、水を飲んだら飴を舐めるなどして
水分とミネラルを補給することも、脱水症状の対策に有効です。
まとめ
普段水分を摂っている人でも、隠れ脱水症状になってしまうことがあります。
のどが渇いたときは、水だけでなくミネラルも一緒に摂るようにして
隠れ脱水症状からくるつらい肩こりや頭痛から開放されましょう。
一番身近なミネラルは塩分なので、塩飴を持ち歩くのも良いですね。
上手に体内の水分を補給して、脱水症状の対策をしていきましょう。