クエン酸が身体に良いという事は良く耳にする事です。
これはここ最近の話ではなく、
ずっと昔から梅干しは万能の薬とか風邪をひいたら、
ひとまず梅干しの黒焼きを飲めとか親から子へと伝わってきた健康法でもありました。

クエン酸がインフルエンザ糖尿病など
あらゆる病に効果があるのは実は誰もが知っていた事なのです。

クエン酸の効能とは

Citric acid

クエン酸が身体に良い1番の理由は身体の中でのクエン酸の役割にあります。
それが1953年に発見され、発見者をノーベル医学生理学賞に導いたクエン酸サイクルです。

体内のこのクエン酸サイクルは生命活動を活性化させる循環であり、生命活動の源でもあります。

私達はこのクエン酸サイクルによって生きていく力を得ている訳です。
この生命のサイクルにクエン酸の名前が冠されているのは
ぐるりと巡るサイクルの最初の変換がクエン酸によって引き起こされるからです。

まさにクエン酸によって人の生きる力は左右されてしまっていると言っても過言ではないのです。

つまりクエン酸が健康に良いのではなく、
クエン酸が足りないと不健康になってしまうという事が言えます。
極論を言えば病気の状態はクエン酸が足りないからこそ
引き起こされるという事でもあると言える訳です。

インフルエンザとクエン酸

インフルエンザはウイルスによって引き起こされる病気だから
クエン酸は関係ないのでは?と思う方も多いでしょう。

実際ウイルスに接触すれば感染してしまうという現象自体は
どんな健康な方にでも避けられない事です。

ただし問題は発症するかどうかです。
更に発症しても軽く罹って治る方もいます。
この違いがどこから来ているのかと言うと免疫力です。

免疫力が落ちる理由は身体の疲れですが、
この疲れはどこから来ているのかと言うと疲労物質が体内に溜まる事から来ています。

疲労が溜まるとL乳酸という物質が体内に蓄積され、
本来アルカリ性である体内が酸性に傾いていきます。

普通はこのL乳酸はすぐに排出されたり分解されたりするのですが、
分解が上手く進まないとどんどん蓄積されてしまう事になり、
血流の中を血と一緒に巡って血液も酸性になってしまいます。

これが疲労なのです。
このL乳酸を分解するのがクエン酸サイクルです。
免疫力をアップするにはクエン酸サイクルの正常な活動が必要となるのです。

糖尿病とクエン酸

さすがに糖尿病とクエン酸は関係ないだろうと思われる事でしょう。
糖尿病の原因はインスリンの分泌の不全によるものです。

特に1型の糖尿病にはクエン酸の入り込む余地が無いのは確かでしょう。
ただし2型糖尿病の場合はクエン酸によって改善する余地があります。

実は加齢型の糖尿病の原因の多くは細胞内に疲労物質が過剰に溜まる事で
細胞が糖を取り込みにくくなってしまい、
結果的に血中の糖が増加してしまう事であると言われています。

この場合は細胞の疲労物質をクエン酸サイクルによって取り除く事で
血中の糖を減らしていく事が出来るという訳です。

このため糖尿病のはクエン酸の摂取によって
改善されるものがあるとされているのです。

本来クエン酸自体もこのクエン酸サイクルによって体内で生み出されているのです
が、年齢と共にこのサイクルの回転は悪くなりクエン酸は減っていきます。
そこでクエン酸を摂取してクエン酸サイクルの回転を上げる事で
これらの問題の大部分を解決出来るというのがクエン酸の可能性なのです。

食事で摂れるクエン酸

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今やクエン酸は今、けっこう手軽に手に入ります。

粉末として売っている食用に使えるクエン酸は1kgが700円前後で販売されていたりします。

その為、粉末のクエン酸を水に溶かして飲むだけで
かなり簡単に必要な量のクエン酸を摂取出来るのです。

しかし、一方で素のクエン酸を飲むのにはリスクもあります。
食生活が酸化している方、
甘い物とかが大好きな方などは口の中が酸化状態にあるので
クエン酸を飲むと歯のエナメル質にダメージを与える可能性があるのです。

そもそもクエン酸を必要としている方が酸化体質である事を考えると
ちょっと気になるリスクではあります。

そこでクエン酸の摂取の方法として食品で摂るのが
やはり正当なのではないかという考え方もありますよね。

梅干し、ミカンやトマト、酢の物など、
美味しい食べ方を考えながら健康になるというのがとても良いです。


こういう風に組み合わせを考えた食べ方も良いですね。