慢性副鼻腔炎とも呼ばれる蓄膿症
「慢性」と付くくらいの病気ですから、
すぐには治りにくいことがわかりますよね。

でも、この不快な症状のオンパレードから解放されたい……
と願う人は少なくないはず。

そんな蓄膿症の改善策や好発年齢などについて、まとめてみました。

蓄膿症のおさらい

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鼻の奥にある空洞に細菌が侵入して感染し、
炎症を起こして膿が溜まってしまう病気を副鼻腔炎と言います。

副鼻腔炎には急性のものと慢性のものがあり、
慢性化すると蓄膿症と呼ばれるようになります。

原因となるのは、
風邪などの影響で鼻詰まりが起こって
細菌が副鼻腔に流れ込んだり、
異物が入り込んでしまったりなど様々です。

また、歯根の膿が副鼻腔に移行して蓄膿症になることもあります。

症状は、頭重感、鼻の奥が臭い、鼻詰まり、嗅覚障害、
口臭などなど、一つ一つは小さなものばかりですが、
どれもストレスに繋がる不快な症状ばかりのため、
蓄膿症に深刻に悩む人も多いそうです。

蓄膿症が若い人に多いのはなぜ?

どんな原因の場合も、蓄膿症になりやすい体質があります。

例えば、鼻の内部にある鼻中隔が曲がっていて
膿を排出しにくい体質だったり、
アレルギー性鼻炎を持っていて、
鼻詰まりの機会が多い人が蓄膿症になりやすいようです。

蓄膿症で病院にかかる人は、
16歳~25歳くらいが圧倒的に多いそうです。

これは、大人に成長するに従い、
顔の構造が完成されていく過程で鼻中隔が曲がり始めることが理由です。

つまり、子供の頃は
鼻中隔が不完全で膿が溜まることは無かったけれど、
成長したら膿が溜まりやすくなってしまったという人が多いということですね。

もちろん、それよりも高齢の人にも
蓄膿症の患者さんは存在しますが、
ある程度の年齢になると、蓄膿症の症状に慣れてしまい、
改めて病院にかかる意欲が薄くなってしまうことが多々あるようです。

蓄膿症についてはこちらの記事もご参考に♪

逆立ちで蓄膿症は治る?

ところで、「逆立ちすると蓄膿症が治る」
という話を聞いたことがありませんか?

これは実際は少し違って、
逆立ちすると鼻詰まりが治る」というのが真実です。

蓄膿症の鼻詰まりは、が溜まっているだけではなく、
鼻粘膜のむくみも原因に挙げられますが、
逆立ちすると一時的に頭の血行が良くなり、粘膜のむくみが治まります。
そのせいで、鼻の通りが良くなるのです。

鼻詰まり改善のために逆立ちをするなら、
一回5秒でも10秒でも効果があるようです。

ただ、元々血圧に異常があって薬を飲んでいる人や
心臓病の人、体力が低下している人は
却って健康を害する恐れがあるので、やめた方が良いですね。


このように、鼻詰まりには逆立ちが効果絶大だということがわかります。
でも、蓄膿症自体を治すわけではないので、
応急処置的に使うことをおすすめします。

鼻ヨガって何?

最近話題の言葉に、「鼻ヨガ」というものがあります。

ヨガ」ということからわかる通り、
インド発祥の健康法なのですが、
身体を動かすヨガとは違い、いわゆる鼻うがいを鼻ヨガと呼ぶそうです。

参照:http://item.rakuten.co.jp/
方法は、煮沸して冷ました水道水1%以下の食塩を溶かし、
片方の鼻からこのような専用の器具などで注いでもう一方の鼻から出す、というものです。

これを左右均等に行い、最後に残った塩水を鼻をかんで出して終了です。

この方法はインドの人は日常的に行っているそうですが、
慣れていない人は、鼻の穴から鼻の穴へと出すのが難しいので、
片鼻から注いで口から出すという動作でも良いようです。

この鼻ヨガによって、鼻の中の細菌、
ウイルス、そして異物などを洗い流せるため、
習慣的に行うと蓄膿症やアレルギー性鼻炎の症状が和らぐそうです。

ちょっと難しいですが、挑戦してみてはいかがでしょうか?

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あまりきれいなものではないですが、
鼻ヨガの動画を載せておきます。
苦手でない方はどうぞご覧ください。

普段の生活からできる蓄膿症対策

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いかがでしたでしょうか?
蓄膿症のおさらい、逆立ち鼻ヨガの効果についてお伝えしました。

ここで、蓄膿症にならないために
普段から気を付けたいことについてご説明します。

まず、は、鼻をかむときに勢いよくかまないこと。
あまりに強い力で鼻をかむと、
細菌を含んだ鼻水が副鼻腔に流れ込み、
細菌感染を起こしてしまいます。

また、綿棒などを鼻の奥に入れないこと。
くしゃみを出すため、もしくは鼻掃除のために
綿棒を奥まで入れる人がいるようですが、
これも副鼻腔が細菌感染を起こす原因になってしまいます。

鼻はデリケートな器官ですから、
乱暴に扱わないようにするのが、
蓄膿症予防のために大切なことなのです。

蓄膿症は一度発症すると長引きますから、予防こそが最大の対策と言えますね。