蓄膿症での治療で、点滴を行ったり塗り薬を処方されるのは
かなり重症化しているケースだと言えます。

それでも症状が良くならないと
目や脳にまで膿が流れてしまう危険性もあります。

蓄膿症の原因・症状についてや
自分でもできる対処法を知っておくことで最悪の事態を回避しましょう。

蓄膿症とは

2015-12-06b

風邪をひいたり、アレルギーを持っていると
鼻水や鼻詰まりといった鼻炎の症状に悩まされますよね。

これらの症状は、体内に入ろうとするウイルスを外に出そうとする
体の正常な反応なのですが、
鼻水が鼻の中に留まった状態でいると
ウイルスが鼻の奥に侵入して副鼻腔に炎症を引き起こします。

この炎症が悪化し、膿が溜まってしまうのが『蓄膿症』になります。

蓄膿症の症状には、黄色や緑色の鼻水、鼻詰まり、後鼻漏、頭痛、
頬骨や目の奥、額の痛み、目の周辺や頬が腫れる、臭いに鈍感になる
といったものがありますが、
ほとんどの人が痛みが強くなったころに病院を受診し、蓄膿症と診断されます。


少しでも痛みや違和感があったら蓄膿症を疑いましょう。

また、鼻がつまることで口呼吸となり、
いびきや睡眠障害が起きることで声がかれたり、
集中力の低下やイライラといった症状を併発することもあるそうです。

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蓄膿症と副鼻腔炎の違いと対処法

よく、副鼻腔炎のことを蓄膿症と呼ぶことがありますが、
実はこの二つは同じものではありません。

副鼻腔炎には、急に炎症が強く出る『急性副鼻腔炎』と
炎症が長引いて慢性化する『慢性副鼻腔炎』があります。

蓄膿症は慢性化した副鼻腔炎によって
膿が溜まった状態のことを言いますので
慢性副鼻腔炎の一つの症状ということになります。

急性副鼻腔炎の場合では、
まだ膿が溜まっていない可能性もあるので
副鼻腔炎と蓄膿症は同じものとは言い切れないのです。

つまり、副鼻腔炎をきちんと治療せずに放っておくと
慢性化して蓄膿症を引き起こすことに繋がってしまうということになります。

副鼻腔炎から蓄膿症にならないためには、
早めの受診と鼻を清潔に保つことが非常に大切です。

鼻の清潔を保つには、鼻水を溜めないよう絶対に鼻をすすらず
こまめに優しくかむようにします。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

こういった専用の洗浄機を使った鼻うがいもオススメですが、
誤った方法で行うと中耳炎などを引き起こす
可能性もあるので、必ず正しいやり方で行いましょう。

専用液や決まった配分の塩水を使いますので
十分に調べた上で始めることをオススメします。
ネティポットの詳細はこちら

また、疲労が溜まると免疫力が下がり、
副鼻腔炎を起こしやすくなってしまうので
栄養バランスの取れた食事と質の良い睡眠を毎日の習慣になるように心掛けましょう。

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点滴と塗り薬での治療

蓄膿症での治療は、抗生剤の内服薬や
ネブライザーという抗生剤や抗炎症剤を
細かい霧のような蒸気にしたものを鼻から吸引するという方法が一般的です。

しかし、初めて病院を受診した時すでに
目の周辺や頬が腫れている場合には
抗生剤の点滴を行うことがあります。

これは、腫れの原因である膿が、目や脳にまで流れてしまうと
視力や脳の機能を低下させる危険性があるので、
すぐに炎症を鎮めなければいけないためです。

これと同様に、抗生剤の塗り薬を出される場合もあります。

塗り薬は、直接鼻の中に抗生剤を塗ることで、
内服薬よりも早く効き目が現れるので
素早く症状を鎮静化させることができます。


点滴や塗り薬は、蓄膿症の症状が酷い場合に出されるものなので
それ以上に進行すると手術をしなくてはいけなくなります。

それを避けるためにも、処方された薬を忘れずきちんと飲むことや
億劫かもしれませんが定期的に通院することがとても大事です。

すでに症状が出ているなら腫れが出る前に病院に行くことをお勧めします。

まとめ

蓄膿症で点滴や塗り薬を出される場合は、
重症化しているため非常に危険で
早急な治療が必要だということについて詳しく説明してきました。

風邪や鼻炎から副鼻腔炎を起こして膿が溜まると蓄膿症になり、
膿が目や脳にまで影響を及ぼさないよう、
すぐに炎症を鎮めるために点滴や塗り薬が必要になるということだったのですね。

私自身もアレルギー性鼻炎を持っていて、
長引いた風邪も重なって蓄膿症になってしまったことがあります。

2ヶ月以上も通院して毎日お薬を飲んでやっと治ったので、
もう二度と蓄膿症にならないようにと、
毎日鼻炎を起こすアレルギー物質を避けたり鼻水に気を付けるようにしています。

蓄膿症の治療は根気がいるものですし、
薬や点滴が嫌だという人の気持ちもよく分かりますが、
きちんと治療して完治すると痛みや鼻水の症状から解放されて
とても快適に過ごすことができますよ。

また、このような蓄膿症の症状を改善してくれるマッサージもあるので
ぜひ試してみてください。