蓄膿症は鼻の周りの空洞が炎症を起こす病気で、
この病気は頭痛などを引き起こす事はありますが、
動悸を引き起こす物ではありません。

ただし、慢性蓄膿症になる方は気管支喘息なども併発して起こしやすく、
気管支喘息から動悸が起きる事もまた知られています。
しかし、蓄膿症自体と動悸とは関連性はありません。

蓄膿症とは

2016-01-18b-2

蓄膿症とは膿の溜まった副鼻腔炎の事です。
副鼻腔炎は主に風邪などの後に鼻の周囲にある副鼻腔に菌が入り込み、
炎症を起こし、それが膿んでしまう事で発症します。

副鼻腔炎=蓄膿症は、
最初は大体長引く風邪として認識される事が多いようです。

やがて顔の痛みや頭痛などを引き起こし、
ドロッとした黄色い鼻水が出たり、異臭を感じたり、
物の匂いが分からなくなってしまったりします。

副鼻腔に膿が溜まると周辺の神経が圧迫されるので、
痛みが強くなる事が多く、悪化すると耳や目、虫歯や脳にまで影響を及ぼす事もある病気です。

今は蓄膿症治療の良い薬が出ているので、
治療は昔に比べてたやすくなったとされていますが、
一方で、その薬に耐性を持った耐性菌も現れだして来ていて、その対策も急務となっています。

また、近年は風邪からよりも
アレルギー性鼻炎から蓄膿症になる患者さんも増えていて、
なかなか完全な対策が難しい病気でもあります。

ここで蓄膿症や鼻づまりに悩んでいる方へオススメの健康法をご紹介します。

このような物やコップで鼻に水を流し込む鼻うがいはご存知ですか?
たくさんの芸能人が毎朝鼻うがいをしているとのことで話題にあがりましたね。

鼻がスッキリするだけでなく、鼻の中のゴミ等を流してくれるので
風邪にかかりにくく、ハウスダストアレルギーにも効果的なのです。

絶対に水道水をそのまま鼻の中に入れないでくださいね。
大変しみますし、鼻の粘膜を傷つけてしまう可能性もあります。

必ず、生理食塩水でおこなってくださいね。

気管支喘息とは

気管支喘息とは空気の通り道である気道が炎症を起こしている病気で、
常に炎症が起きている為、気道が狭く敏感になっていて、
ちょっとした刺激でも咳の発作が出てしまう病気です。

喘息は近年増加傾向にあるとされる病気で、
周囲の環境の変化やストレスが影響していると考えられています。

特にアレルギー性の喘息は花粉症と共に増加傾向にあり、
潜在的な気管支喘息である気管支炎を患っている人は自覚症状の無い場合も多いようです。

気管支炎は咳の発作が起きやすい以外は特に症状が無い事もあるので、
タバコや埃などで咳き込みやすい人は気管支炎の可能性もあります。

そして気管支喘息で咳込みが激しくなると動悸が起こる場合があるのです。
咳き込むという事は酸素の取り込みが減るという事なので、
心臓はより多くの酸素を身体に循環させようと動きを活発にします。

その為、動悸が発生するという訳です。
また、気管支喘息の治療薬を使う事によって動悸が発生する事もあります。


気管支喘息はなかなか苦しい病気です。

蓄膿症と気管支喘息

この二つは一見何の関係もなさそうな病気ですが、
どちらも近年のアレルギー性疾患によって患者数が増えていて、

同じアレルギー性疾患として連動して発症している事が多いと言われています。
症状として鼻水が出るなどの自覚症状が発生しやすい蓄膿症と違って、
気管支炎は自覚せずにいる事が多く、蓄膿症で動悸がするという場合、
気管支炎で呼吸に問題が生じていて、それが動悸に繋がっている事もあるようです。

原因が同じなので、花粉症、蓄膿症、
気管支炎が同時に発生してしまう事もあり、
根治するにはアレルギー症状自体を抑えこむ必要があります。

最近は大きな病院にはアレルギー科がある所も多く、
蓄膿症で動悸がするという人は一度診てもらっても良いかもしれません。
実際、かなり多くの人がこの併発する症状に苦しめられているようです。


何もかも一度に発症するのはどれだけ苦しいか想像もつきません。

検索ストレスで症状が悪化する事も

色々な症状が発症し、苦しい状態が続くと、
人はつい悪い方へと物事を考えるようです。
病院へ行くと重病であるとの診断をくだされるかもしれないと
病院に行かずに自分で自分の病気を突き止めようとして、
ネットで症状を検索して、勝手により悪い病気であると決めつけて
そのストレスで症状を悪化させる人が増えていると言われています。

これはネット社会の弊害と言えるものでしょう。
ネット上には色々な情報が飛び交っていますが、
正しい情報も間違った情報もあり、
また、似たような症状で全く違う病気も多数あります。
あまりネットの情報を鵜呑みにするのは危険です。


不安は人を疲弊させて、
元々状態が悪かった人の身体の状態を更に悪化させることさえあるのです。
まずはきちんと資格と責任を持つお医者さんの診断を受けましょう。