カンピロバクターによる食中毒で病院に行くと、
レボフロキサシンと呼ばれるニューキノロン系の薬を処方されます。

しかし、カンピロバクターはすぐに耐性を持ってしまい、
薬を飲んでも治らないというケースが多く、近年問題となっています。

では、確実に治療するにはどうすれば良いのか、これを読んで知っていきましょう。

カンピロバクターとは?

2016-02-07b-2

カンピロバクターは、海産物からではなく、
ニワトリや牛、豚、羊などの肉類から感染することが多く、
他にも井戸水や湧き水、簡易水道水といった水から感染しやすい食中毒になります。

鶏肉の刺身や鶏のたたき、レバ刺しなどの生または半生製品、
加熱不足の調理品が主な原因食品となります。

下痢や腹痛、発熱、頭痛、悪寒、倦怠感、吐き気、嘔吐などの症状があり
初めは風邪だと勘違いしてしまうことが多いそうです。

また、他の細菌性食中毒と比べて、
潜伏期間が1〜7日と長いのも特徴的です。

通常1週間程度で完治しますが、
年配の方や免疫力が低い幼いお子さんは重症化することもあり、
最悪の場合死亡する危険性もあるの注意してください。


カンピロバクターで亡くなる事件が報道されていたのが、記憶に新しいと思います。

レボフロキサシンの効果や注意点について

レボフロキサシンは、ニューキノロン系合成抗菌薬で商品名はクラビットと言います。

細菌が増殖するのに必要なたんぱく質の元となっている核酸の生成を阻害することで
細菌を死滅させる効果を持っています。

主に、咽頭炎や喉頭炎、扁桃炎、気管支炎、肺炎などの呼吸器感染症や
中耳炎、副鼻腔炎などの耳や鼻の感染症を治療する薬として使われています。

副作用には、過敏症状と呼ばれる発疹や痒みといった
アレルギー症状、日光過敏症が起こるケースがあり、
これらの症状がある場合にはすぐに使用を止め、医師に相談するようにしましょう。

また、レボフロキサシンを服用中は直射日光に長い時間当たらないようにすること
眠気やめまいが起きることもあるので、
車などの運転や高い場所での作業といった
危険のある行為はなるべく避けるようにするという注意点があります。

カンピロバクターの正しい治療法

実は、カンピロバクターのほとんどが薬を使わずに自然と治ります。

体内の菌を出来るだけ早く外に出すために、
吐き気止めや下痢止めを使わず嘔吐・下痢で出し切る必要があります。

この時、脱水症状にならないように水分補給を忘れないようにしましょう。

食事が食べられるほどに回復したら、
消化の良いものを少しずつ食べていけば1週間ほどで完治します。

看病する際は、感染しないよう手洗いやマスクの着用、消毒を必ずしてください。

ですが、これは健康な人の場合ですので、
先ほど挙げた高齢の方やお子さんは重症化の恐れもあるため、
一度病院を受診するのがおすすめです。

病院で処方される薬には、エリスロマイシンなどの
マクロライド系抗生物質やホスホマイシンがあり、
セフェム系抗生物質やニューキノロン系抗生物質は効果が無いので、
もし出されても飲まずに別の医師に相談するなどしましょう。

まとめ

カンピロバクターにはレボフロキサシンが効かないということで
カンピロバクターやレボフロキサシンとは何なのか、そして正しい治療法について詳しく説明してきました。

病院で当たり前のように処方される薬は、
菌が耐性を作り効かなくなってしまうということにとても驚きました。

また、カンピロバクターはギランバレー症候群という末梢神経が障害され
動かなくなるという病気を合併症として引き起こすきっかけにもなるので
きちんと予防することも大切です。

そして、カンピロバクターに感染しないようにするには、
原因となる肉類をしっかりと調理しなければいけません。


参照:楽天市場

調理の際は、75℃以上で1分以上加熱する、
肉類を切ったまな板や包丁のまま他の食材を調理しない、
保存するときは容器を別にして保存する。
調理道具は使った後必ずハイターなどで洗浄・殺菌するというのを徹底して行うようにしましょう。

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