鼻炎の時にリンパが腫れて痛くなる時がありますね。

鼻と関係ないのになぜリンパが腫れてしまうのでしょう?

実はリンパは体の免疫機能を司っていて、
雑菌やアレルギー物質などが大量に発生すると、それを排出しようと働くのです。
その為アレルギー性鼻炎などの場合リンパが腫れるという訳です。

鼻炎でリンパ腺が腫れて痛い理由について詳しく紹介して行きます!

リンパ腺とは?

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リンパ腺は体中に張り巡らせられている、血管とは別の管であるリンパ管の、
節であるリンパ節の事です。

リンパ管には体の中の老廃物の中で、静脈に収まりきらない余剰分を
収納する役割があります。つまり余分な老廃物を排出するのです。

更にリンパ管の中のリンパ液には、細菌やアレルギー物質やウイルスを記録して、
それに対抗する物質を生み出す能力があります。
これが免疫機能として体を守っているのです。

ウイルス性やアレルギー性の病気に罹った時に、このリンパ液はそのウイルスや
アレルギー物質に対抗する為、リンパ液に取り込んでリンパ節で戦います。
その為、リンパ腺(節)が腫れるのです。

リンパ腺が腫れている時は、体に無理が及んでいる時と思って良いでしょう。

リンパ管には血管と違ってポンプの役割をする物がありません。
その為、時には途中で詰まってしまう事もあります。

腫れている時にはリンパ腺に溜まった老廃物を流して、
リンパの働きを助ける事で体の回復力が上がる事があります。

リンパマッサージの起源は鼻炎が関係していた

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リンパマッサージは、1930年代のフランスで誕生したという事ですが、
これを考案したのがエミュール・ヴォデールという博士でした。

鼻炎患者の喉などのリンパ腺が腫れているのを見て、
それが病気の原因だと気付いた博士は、リンパマッサージをして
病気を緩和させたという事のようです。

フランスでは今でも、医療現場でリンパマッサージが使われているとの事です。

リンパマッサージによって老廃物異物を流してしまう事で、
症状を緩和させる効果があるという事が分かります。

と、同時に、喉などのリンパ腺を腫らしている鼻炎患者は、
アレルギー性か細菌による物という事なのでしょう。

逆に言えば、リンパマッサージは、花粉症などのアレルギー性疾患にも
有効という事なのかもしれません。

あまり最近の治療などの話で、リンパマッサージが行われているような事は聞きませんが、
日本では医療にリンパマッサージがあまり取り入れられていないのかもしれません。

ただ、リンパ腺が腫れているからと言って、
全てがウイルスや菌の排除の為という事でもないので、注意が必要です。

痛くないリンパ腺の腫れに注意

リンパ腺が腫れているのに痛みが無い、痛みが無いから平気だろう、
そう思うのは危険です。

痛みがないリンパ腺の腫れには、悪性リンパ腫という病気があります。

リンパ腺にグリグリのしこりが出来て、それがあちこちのリンパ腺に広がっていき、
体が発熱したり、体重が減ったり、寝汗をかいたりしだします。

リンパ腺は体のあちこちにありますから、体のあちこちがどんどん痛みのないまま腫れだし、
体は弱っていきます。

この病気は未だ原因はよく分かっていない病気で、
早めに治療を始めないとどんどん広がり続けます。

最終的にはこの病気で死亡者も出ているので、
何かおかしいと感じたらすぐに病院で診察を受けましょう。

この病気はいわゆるガンの一種で、
全身にまんべんなく張り巡らせているリンパ管の中の、
リンパ球がガン化した事によって全身に広がり続けるのです。

リンパについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

大切なリンパの免疫効果

リンパ液はいわば体のお掃除屋さんであり、ガードマンでもあります。

ごみを捨てて体内環境を綺麗に保ち、悪者が入り込んできたら徹底的に
戦う役割を持っています。

更にリンパマッサージが美容に使われている事で分かるように、
老廃物を排除する仕組みを活性化させる事によって、
肌を綺麗に若々しさを保つ事もできるのです。

この機能が健全に働き続けると、ウイルスやアレルギー物質が入り込んで来ても、
それをスムーズに排除して、体に異常を引き起こさないように出来るのです。

しかし逆転して体が弱っている時にはこの機能も弱ってしまい、
うまく敵をやっつける事が出来なくなってしまいます。

人の体の機能は自分の体を守り、健康に過ごすための力を本来は持っているのです。
食生活の乱れや過度のストレス、飲酒喫煙によって、
これらの機能を損ねてしまってはもったいない話ですよね。

リンパマッサージは必ず、クリームなどを塗って
肌をなめらかにしてから行いましょう。

そして、リンパマッサージの方法はネットでも動画などで説明されていたり、
本もたくさん出ていますので、こういったものを参考にしながら
気になる部分のリンパを流していきましょう。