最近話題になっている健康法ベジブロスという物があります。

簡単に言うと、野菜の捨ててしまう部位を使ったダシ汁の事です。
しかし、これは普段は捨ててしまう所なだけに、
農薬の残留を心配する人も多いようです。

なら農薬が残らないように洗ってしまえば良いのでは?
ここで使うのは重曹です。
料理にも掃除にも野菜の残留農薬にも重曹、便利すぎて怖いぐらいです。

ベジブロスってなに?

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まずはベジブロスがどういうものかを説明します。
ベジブロスとは野菜の本来捨てる部位を使ったダシ汁の事です。

ベジタブルとブロス(ダシ)を掛けて、ベジブロスという名前なのですね。
普段捨てる部位とは、
玉ねぎの皮や大根の、人参やゴボウの、ピーマンのなどの事です。

このベジブロスを様々な料理の下味や、スープに使います。
煮物やスープなど、普段は水を使う所に、このベジブロスを使うのです。

【ベジブロスの作り方】

  1. 野菜くずを両手に一杯程に対して水1.3L、料理酒を小さじ1杯、
    これらを全て鍋に入れ、火に掛けます。
  2. 沸騰したら弱火にして、大体20分から30分程度煮込みます。
  3. その後ざるなどで越したダシ汁を、料理に使ってください。

野菜から農薬を取り除く方法

無農薬野菜ならなんの問題もなく、
このベジブロスをそのまま作る事が出来ます。

しかし、野菜は害虫の付きやすい作物なので、
普通の市販品は大体、育てる過程で農薬が使われています。

その農薬が残留しているのが、葉っぱ土と野菜の境目などです。
なので本来捨てる部分である、皮や葉などは農薬の残留が、
心配される部分と言えるでしょう。

その農薬を洗い流すのに便利なものは重曹です。
重曹は炭酸水素ナトリウムという天然の成分で、
料理にも利用される安全な成分です。

料理ではふくらし粉として使われています。
カルメラ焼きをぽっこりと膨らませるのに使ったりしますよね。

重曹には、農薬に使われている塩素化合物と反応して、
塩化ナトリウムにしてしまう性質があるのです。

つまり重曹水を作って、野菜をしばし漬けるだけで、
農薬の大部分が塩になってしまうのです。

あまり長く漬けすぎると、
今度は野菜から成分が抜けだしてしまうので、
早めに引き上げて流水で洗ってしまいましょう。

重曹とは別の洗い方も紹介します。
それは、食品専用の洗浄水を使うこと。

こちらは農薬などの汚れを落とすだけでなく
ウイルス食中毒菌もガードしてくれるのです。

重曹で汚れは落とせたとしても菌まではブロックしてくれませんよね(>_<)
そんな心配も全て取り除いてくれる洗浄水は常備しておくと安心です。

ベジブロスについてはこちらの記事もご参考に♪

ベジブロスが健康に良い訳

野菜に含まれる栄養素の多くは、水溶性の物です。
煮ればそのほとんどは、スープの中に溶け込みます。

しかも普段は捨てている部分にこそ、多く含まれる成分もあり、
このベジブロスはそういった部分を、無駄なく頂く事が出来ます。

更にただ栄養素に恵まれているだけではなく、
旨味成分廃棄部分にこそ多い野菜もあり、料理の味わいも増すのです。

この為、料理店などではこのようなダシ汁を、
独自に作って使っている所が多いのです。

また、こうやって生ごみが減る事によって、
ゴミの焼却時に火力を下げてしまう事や、
カラスなどによってゴミが荒らされる被害も、減らす事が出来るのですから、
幾重にも役立つ健康法と、言って良いのではないでしょうか?


栄養を取り逃がすことなく摂取でき健康的!すごくおいしそうですね(*^^*)

農薬のこと

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日本で作られる野菜には、定められた残留農薬の基準値があり、
それを越える農薬を使うと市場に出せません。

ですので、基本的に日本で作られる野菜は、
農薬が使われていたとしても、少なめであると思って良いでしょう。

しかし、日本は輸入大国であり、
特に食料品は他国から大量に輸入しています。

発展途上国では、農業も過渡期にあり、
農薬の基準もきちんと守られていない物も多く、何度か問題になった事があります。

そのような事を考えると、生産地のはっきりとしない野菜には、
なるべく手を出さないのが、一番賢い方法と言えるでしょう。

いくら重曹でも取り除けないような、毒性の強い農薬や、
逆に野菜にくっついた寄生虫がいたりすれば、
せっかく作ったベジブロスどころか、料理そのものが毒になってしまうかもしれません。