バオバブオイルは希少で美容効果の高いオイルです。
その分値段もやや高めなのですが、
バオバブオイルは冷蔵庫に入れなくても
常温保存で2年は持つという酸化しにくいオイルです。
その為、特に肌の状態が悪い時に使うという
特化した使い方も出来るので、
効率の良い美容オイルと言えるでしょう。
バオバブオイルとは
バオバブは、アフリカのサバンナに自生する木で、
アフリカの過酷な大地に根を張って何千年も生きると言われています。
現地で暮らす人々にとってバオバブの木は恵みの木であり、
樹皮も花や実も種も利用されています。
バオバブは現地では昔から、
マラリアの解熱や痛み止めなどにも使われている天然の薬であり、
また、肌にとっても必要なあらゆる成分が含まれています。
ビタミンA、E、D、F、オレイン酸、リノレン酸、
パルミチン酸などが豊富で、アンチエイジング効果の高いオイルなのです。
オレイン酸とリノレン酸は、肌の潤いとハリに効果があり、
パルミチン酸は抗酸化作用があります。
ビタミンAは肌の新陳代謝を助け、
ビタミンEは紫外線のダメージから肌を守ります。
ビタミンDは免疫機能を活性化させ、傷などの治りを良くします。
ビタミンFはアレルギーを抑制する効果があると言います。
この効能を見ると、
肌の荒れやすい人にぴったりの美容オイルである事がわかると思います。
こちらの記事でもバオバブオイルについて詳しく説明しています(*^^*)
バオバブオイルは酸化しない?
普通、肌の潤い成分のオイレン酸とリノレン酸が豊富なオイルは
酸化しやすいと言われていて、冷蔵庫などで保管している人も多いと思います。
しかし、バオバブオイルは抗酸化成分の安定性が高く、
常温で2年は酸化しないと言われています。
希少なオイルを使って化粧品を作っても、
急いで使わなければならないので、
普段使いするしかない他の天然オイルと違って、
バオバブオイルは必要な時に少しずつ使う事が出来ます。
これはおそらく元々過酷な環境に在った植物なので、
その環境の中で育つ為に
自然にそういう風に適応したのではないかと思われます。
なにしろ生産地のアフリカは、
雨季が来るまで水などなく、発芽する事など出来ません。
育つ事の出来る環境にたどり着くまでじっと耐え、
急いで成長する力を蓄えているので、
このように高いバランスで有効成分を保有しているのでしょう。
しかし、全く酸化しない訳ではないので、
きちんと容器に日付を入れて管理する必要があるのは他のオイルと同じです。
それにしても、数ヶ月と2年もの差があるのはとても凄い事ですよね。
バオバブオイルで手作り乳液
実際にバオバブオイルで手作り乳液を作ってみましょう。
まずは材料ですが、メインとなるバオバブオイルの他にサブのオイルも必要です。
これには値段も休めだしホホバオイルが良いかもしれません。
逆にバオバブオイルが高価なので、
メインをホホバオイルでサブをバオバブオイルにした方がお得かもしれません。
その辺りは自分の好みで良いでしょう。
【作り方】
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メインオイルを大さじ1杯、サブオイルを小さじ1杯、
ボールなどに一緒に入れる -
そこに乳化ワックスを小さじ1.5杯入れ、レンジで溶かす
-
精製水を60度から70度ぐらいに温めて、少しずつ入れながら撹拌する
これで出来上がりです。
好みで香り付けに精油などを加えても良いと思います。
ホホバオイルについてはこちらの記事をご参考に♪
アンチエイジング
アンチエイジング、
つまりいつまでも若々しい肌でいるためには大切なのは保湿と抗酸化作用です。
肌は水分が無いと
たちまちシワシワで弛んだ肌になってしまいますし、
抗酸化成分を補給しないとサビてボロボロになってしまいます。
つまりアンチエイジングのコツというのは
ひたすらお肌のためのお手入れをする事なのです。
手を入れず、お化粧とクレンジングで
お肌を痛めつけ続けるとやがてハリを失った肌は、
年齢以上のボロボロの肌になってしまいます。
ですから、少なくとも、クレンジングと洗顔の後には
必ず保湿成分を補給する事が大切です。
それだけでもかなり状態が違うでしょう。
男性がいつまでも力強くありたいように、
女性もまたいつまでも美しくありたいと思うものです。
その為に努力する事は、決して恥ずかしい事ではありません。
でも、その努力が辛いものではつまらないですよね。
出来るだけ楽しく努力していつまでも綺麗でいられるように、
手作り化粧品などは丁度良いのではないでしょうか。
外からだけでなく、中からもバオバブオイルを摂取できるよう、
ドレッシングの作り方を説明している動画も参考にしてみてください(*^^*)