乳幼児に多いアトピー性皮膚炎ですが、
近年成人の患者も増えてきていると言われています。

このアトピー性皮膚炎を引き起こしている要因に『ハウスダスト』があります。
今回は、アトピー性皮膚炎とハウスダストについてや
ハウスダスト対策について説明していきたいと思います。

アトピー性皮膚炎とは?

痒みのある湿疹が現れるのが特徴的な皮膚疾患の一つが、
アトピー性皮膚炎になります。

患者のほとんどは、皮膚が乾燥しやすいという『ドライスキン』と
アレルギーを起こしやすい体質を持っていると言われています。

また、アトピー性皮膚炎は悪化したり改善されたりを繰り返す病気ですので
治療の目的は完治することではなく、症状を見て自分で判断し
コントロールできるようになることで、日常生活に支障のないようにすることを目標とします。

そのために、は、症状を悪化させる原因となるものを知っておく必要があります。

アトピー性皮膚炎を起こす要因には、
食べ物やダニ、ハウスダストなどのアレルゲンや
痒みを我慢できずに掻くことによる刺激、汗の刺激、化学物質の刺激、乾燥、
ストレスなどの心理的なものもあります。

こちらの動画で、病院での治療法など詳しく説明されているのでぜひ参考にしてください。

ハウスダストって何?

ハウスダストをただのほこりだと思っているかもしれませんが
実は、それだけではないのです。

ハウスダストには、塵や洋服の繊維、毛髪、食べこぼしのかす、剥がれ落ちた皮膚
動物の毛、ダニやダニの死骸、カビ、煙草の煙、虫のフンや死骸、花粉なども含まれています。

これらは空気中に舞い上がりやすく、
それを吸い込むことで体内に入ってしまうと
アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎、
アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状や気管支喘息などを引き起こします。

さらに、アトピー性皮膚炎の場合、
角質層の以上によって肌のバリア機能が弱まっているため、肌が乾燥しやすい状態にあります。

そんな乾燥した皮膚はハウスダストの侵入を防ぐことができず、
皮膚内部で炎症を起こすため、肌の乾燥を防ぎバリア機能を正常に保つことと
ハウスダストを除去することが、症状の改善にとって大切な要因になります。

ハウスダストでアトピー性皮膚炎を悪化させないためには

まず、家に潜むハウスダストを除去する必要があります。

ハウスダストに含まれるダニは、
私たちが快適だと思う環境だと大量に繁殖してしまいます。


なので、冬場でもこまめに部屋の換気をしたり、
洗濯物の部屋干しを極力避けるようにしたり、
鉢植えなどは外に置くなどの習慣をつけるようにしましょう。

また、掃除をする際は掃除機からではなく、
雑巾がけをしてハウスダストが舞い上がるのを防いでから掃除機をかけます。

雑巾がけをする際は、マスクをしてハウスダストを吸い込まないよう注意してくださいね。

空気清浄機を置くのもオススメです。
どれだけ掃除をしてもハウスダストは空気中に舞い上がっています。
自分では対処しきれない部分を空気清浄機にお任せしましょう。
フィルターの定期的なお掃除も忘れないようにしてくださいね。

そして、ダニが棲みつきやすい絨毯やカーペット、畳などを減らしたり
布団は定期的に干したり乾燥器や掃除機をかけたりするのも忘れないようにしましょう。

まとめ

ハウスダストがアトピー性皮膚炎を引き起こしたり悪化させるということで
その理由についてやハウスダストを除去する方法について詳しく説明してきました。

ステロイド薬を塗ったり、
抗ヒスタミン薬などの飲み薬で治療する方法もありますが
一番大切なのは症状を引き起こす要因を無くすことです。

そうすれば、アトピー性皮膚炎を完全に治すことができなくても
日常生活を快適に過ごすことができます。

ハウスダストは、アレルゲンの中でも一番身近なものと言っても良いほどのもので
私たちが生活する中で完全に除去することは不可能ですが、
できる限り量を減らしたり、こまめに換気や掃除をするだけでもだいぶ症状が改善されると思います。

アトピー性皮膚炎は完治しない皮膚疾患と言われていますが
自分の体質ということを理解し、うまく付き合っていきましょう。