亜麻仁油と麻の実油。
同じ「麻」と云う字が入るので、
同じ様なものと思われるかも知れませんが、全く違うオイルです。
ですが、どちらも健康に良いオイルですので、
二つのオイルの特性を知って、健康的に生活する為のスキルを増やしませんか?
亜麻仁油の原料「アマ」
亜麻仁油の原料である「アマ」はアマ科の一年草で、
一年亜麻やアカゴマとも呼ばれます。
冷地で栽培される植物で、日本では北海道でのみ栽培されています。
茎の繊維はリネンと呼ばれる、通気性・吸水性に優れた
肌触りの良い生地の為、高級な衣類の生地によく使われます。
麻(大麻)と間違われる事がありますが、
麻はアサ科の植物ですので、亜麻とは異なります。
生地以外にも、食物油やインクなど様々な用途で使われています。
亜麻仁油についてはこちらの記事でも詳しく説明しています(*^^*)
亜麻仁油
広い用途がある「アマ」の実から取れる油を亜麻仁油と言います。
水溶性の油であることから、塗料やインクの材料としても使われますが、
近年では高い健康効果が期待できる事から、食用油として注目を浴びています。
亜麻仁油には、人間の脳神経や視神経を正常に働かせる効果がある、
オメガ3やオメガ9が含まれている為に、脳の健康に効果があると言われています。
また、「オメガ3」は人間に必要な必須不飽和脂肪酸の一つで、
不足すると肌荒れの原因になります。
肌荒れをそのままにしておくとアトピーへと移行する場合が多いです。
その為、オメガ3を適量摂取することで、アトピーが改善されると言われています。
亜麻仁油には「オメガ3」を含め炎症に効果のある、
リノール酸やアラキドン酸等が含まれていることからぜんそくやアレルギー、
花粉症にも効果が期待できます。
どっち?
ではなく
どっちも!(笑)牛肉とサンマを焼いて
プチトマトに亜麻仁油をかけて
柚子胡椒を添えた。
柚子胡椒、添え過ぎ(笑)シンプル・イス・ザ・ベスト! pic.twitter.com/6MfZO6GYeg
— mercury (@jazzbluecafe) October 18, 2016
さつまいも 「宮崎紅」の味噌汁
亜麻仁油入り#宮崎産 #かんしょ #さつまいも pic.twitter.com/J8miRAqlhh— Re:がんばれ宮崎 (@nohfkd) October 6, 2016
お料理にかけると摂取しやすいですよね♪
私はお味噌汁や納豆に入れると食べやすいです(*^^*)
他にも、ダイエット効果、糖尿病予防、うつ予防など、幅広い効果があります。
最近では、亜麻仁油に含まれるαーリノレン酸に
癌を抑える働きがある事が分かっており、
特に乳がん・肺がん・前立腺がんの細胞に対して高い効果が発揮される事が分かっています。
アンチエイジングにも効果があると言われる亜麻仁油。
何だか「万能のオイル」のようです。
麻の実油の原料「アサ」
麻の実油の原料となる「アサ」はアサ科の一年草で、
古来より日本で栽培されてきました。
「麻」と云うと、麻薬成分のある大麻(マリファナ)を連想しますが、
アサ科全てに麻薬成分はなく、
昔から日本で栽培されていた「麻」の殆どに麻薬成分はありません。
亜麻と同じように茎の繊維は高級生地の材料になり、
実は栄養価が高く食用や油になります。
現在日本国内では、栄養価の高い麻の実を食用として
調理することは許可されていますが、栽培には許可が必要です。
麻の実油
皮膚のバリア力の維持をおこなう事から、
スキンケアに高い効果を発揮します。
しかし麻の実油の一番の特徴は、身体の働きを調整する役割を持つ
生理活性物質の材料となるγリノレン酸を含んでいる事です。
この働きは酵素やホルモンと同じ働きです。
「γリノレン酸」は他のオイルには含まれない脂肪酸で、とても貴重な物です。
「γリノレン酸」には、コレストロール値や
血圧・血糖値等を下げて血栓や血中の改善を行います。
どうやって摂取するの?
亜麻仁油は熱に弱く、炒め物などの料理には向いていません。
なので、食べる直前にお味噌汁に入れたり、サラダにかけたり、そのまま飲んだり…
といった方法でしか摂取できませんが、なかなか癖のある風味で私は苦手ですヽ(;▽;)ノ
なので、サプリでの摂取がいいですよ(*^^*)
品質にもこだわっています。
もちろん非加熱なので、成分も壊されていません。
料理する手間も省けますし、気がついた時に飲めばいいので
忙しい女子には嬉しい手軽さですよね。
万能オイルを摂取して、体の中から綺麗にしていきましょう(*^^*)
まとめ
亜麻仁油と麻の実油は、同じ効果が期待できる物もありますが、
それぞれに特徴のある物も沢山あります。
日々健康に過ごす為に上手に二つのオイルを生活に取り入れると良いと思います。
どれ程、優れた効用があるものでも、持続して摂取しなければ効果が出ません。
自分のライフスタイルに合わせて、毎日続けて摂取して行きたいものですね。