アデノウイルスって、知っていますか?
ちょっと聞きなれない名前のウイルスですよね。

でも、実はインフルエンザの次に感染しやすいウイルスなのです。

大人なら数日ゆっくり休めば完治しますが、
心配なのは小さな子供や赤ちゃんに感染した場合。

あなたの大事な赤ちゃんを守るため、
アデノウイルスについてしっかり知っておきましょう。

アデノウイルスってどんなウイルス?

2015-05-11b

アデノウイルスは、感染すると5〜7日の潜伏期間を経て発症します。
現在では49種類の型があることがわかっていて、
大体は発熱、下痢、嘔吐など、風邪に似た症状を引き起こします。

そのため、病院でも風邪の誤診をされてしまうことが多く、
名前を聞く機会が少ないため、感染しやすさの割に知名度が低いんですね。

完治しても免疫がつきにくく、何度も感染してしまうウイルスで、
しかも季節に関係なく感染しやすいという、非常に厄介なものです。

そして感染力が高く、便や唾液などを介する性質のため
タオルやお風呂場で感染しやすく、家庭内での流行がよく見られます。

学校や保育園では、プール授業をきっかけに
たくさんの子供に流行することが多いのでプール熱とも呼ばれています。
https://twitter.com/mkri_0530/status/785846386038374401?lang=ja


アデノウイルスの感染力の強さが伺えます(*_*)

プール熱については、こちらの記事をご参考に♪

アデノウイルスの症状

多く見られるのは咳、のどの痛み、発熱、下痢、嘔吐など、
風邪とよく似た症状です。

また、アデノウイルスは扁桃腺などのリンパ節で増殖するため
腫れて痛みが出たり、炎症によって39〜40℃もの高熱を引き起こすこともあります。

これらの症状は、大人なら数日で回復しますが、
赤ちゃんや小さな子供の場合は
高熱や下痢、嘔吐は脱水症状を引き起こしやすく、
発症後すぐに処置しなければ命に係わるおそれが出てきてしまうのです。

また、49種類ある型の中には、
赤ちゃんに感染すると特に危険なものがいくつかあり
感染によって結膜炎を発症し、赤ちゃんの視力低下につながるものや、
5歳以下の子供に特に感染しやすい型で、
重症の肺炎を引き起こしてしまうものもあります。

アデノウイルスについては、こちらの記事でも詳しく説明しています(*^^*)

アデノウイルスから守るために

では、赤ちゃんへの感染を予防するためにはどうすれば良いのでしょうか。

まず、赤ちゃんと触れ合うことが一番多い、
家族が家庭に持ち込むことを防ぎましょう。

外出時にはできるだけマスクなどをして、
帰宅後にはうがいと手洗いを忘れず、清潔にしましょう。

こういったものを洗面所やキッチンに置いておくと
外から帰ってきて手洗いうがいのついでに消毒ができますね。

赤ちゃんに小学生や幼稚園児の兄弟がいる場合はまた注意が必要です。
前の項でも説明したとおり、
アデノウイルスは学校などで集団感染することが多く
その時は気を付けていても持ち込んでしまうことは避けられません。

兄弟が感染してしまったら、
まず、感染した子を赤ちゃんから離れた部屋に隔離します。

その子の看病にあたった大人の手指にもウイルスが付いていると考えられますから
部屋を出入りするたび手洗いをし、ドアノブなどもこまめに消毒液でふき取ります。

また、タオルやコップなどの共用も感染リスクを高めます。
家庭内に感染者がいる間は、身体に付くものの共用はやめておきましょう。
赤ちゃんがアデノウイルスに感染してしまったら

もしも、赤ちゃんがアデノウイルスに感染した疑いがあるなら、まずは病院へ。
診断が確定したら、帰宅後は出された薬を指示通りに飲ませ、安静にさせておきます。

熱が下がらない間は、脱水症状を防ぐため水分と栄養の補給をまめに行います。
また、アデノウイルスには重症の肺炎に進行する型もありますから、
元気そうに見えても、体調の細かい変化を注意深く見守ってあげてください。

また、やはり家庭内での感染を防ぐため、
赤ちゃんをほかの兄弟に近づけないようにして、
看病後やおむつの交換後の手洗い、消毒は欠かさず行いましょう。

通院後でもあまりに高熱が続く場合は、
迷わず再度病院へ行き、点滴などの処置をしてもらいましょう。

何かあってからでは遅いですし、安心できる材料になるなら
大げさだと思っても、病院に頼る方が賢明です。

アデノウイルスの予防法はこちらも参考にしてみてください(*^^*)

まとめ

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いかがでしたか。
アデノウイルスがどういうものか、感染するとどんな症状を引き起こすのか。

また、赤ちゃんにとってのアデノウイルスの危険性や、
感染を予防するためにはどうすればいいか、
感染後の処置などもまとめて説明してみました。

あなたがこの記事を参考に、
少しでもアデノウイルスのことを知って
これからの対策に役立ててくれれば嬉しいです。

知名度は低いけれど、感染しやすさで言えばトップクラスのアデノウイルス。
大人は数日で治ってしまうことから、軽く見られがちの病気ですが、油断は大敵!

大切な赤ちゃんに感染して、大変なことになってからでは遅いですよね。

日ごろからしっかりアデノウイルス対策を立てて、
あなたの赤ちゃんを守ってあげましょう。